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ダブル・ディーラー「LIVE IN TOKYO2005」の感想!

ダブル・ディーラーのデビュー・アルバムで下山武徳の歌に衝撃を受けて以来、ずっとライブで聞いてみたいという思いはあったものの仕事の都合などでなかなかその願いは叶わないでいた。

一時期、ダブル・ディーラーも活動休止したりして、この2人のステージも見逃してしまったかと後悔していたところ、アルバム「FATE&DESTINY」で活動を再開。

念願叶ってダブル・ディーラーのツアー・ファイナルの東京公演に行けることになった。

その東京公演を完全収録したのが、このダブル・ディーラーの「FATE&DESTINY TOUR 2005 LIVE IN TOKYO」である。

今回は、念願のライブだったダブル・ディーラー「FATE&DESTINY TOUR 2005 LIVE IN TOKYO」の感想を綴ってみたいと思う。

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ダブル・ディーラー「LIVE IN TOKYO2005」

ダブル・ディーラー「FATE&DESTINY TOUR 2005 LIVE IN TOKYO」は、2005年10月8日の渋谷O-EASTでのライブを収録したもので、バンドにとって初めての、そして唯一のライブDVDである。

収録曲は全23曲で、当時の新作だったアルバム「FATE&DESTINY」を中心としたオール・オリジナルのベスト選曲となっていて聞きごたえ十分の内容になっている。

ダブル・ディーラー「FATE&DESTINY TOUR 2005 LIVE IN TOKYO」の収録曲とメンバーは、以下の通り。

「FATE&DESTINY TOUR 2005 LIVE IN TOKYO」 ダブル・ディーラー

収録曲
1. OVERTURE 
2. STREAM OF TIME
3. DRAW A CURTAIN
4. THE BEAST FANG TO TEAR DOWN
5. SHEDDED BLOOD
6. PETAL IN THE PALACE
7. SOUL SQUEEZED MY STRAIGHT SHOUT
8. THE CRUEL END
9. DERIDE ON THE TOP
10. Bass& Drum Solo
11. MEANING OF LIFE
12. Keyboard Solo
13. FLAME OF REGRET
14. SIGNAL FIRE
15. PIECES OF MY SOUL
16. NO REASON
17. FORGIVE ALL THE LIES
18. INNER VOICE
19. THE ENEMY
20. S.O.S.
21. THE LONG WAY ROAD
22. DEEP BLUE SKY
23. RAISE YOUR FIST 

メンバー
ヴォーカル:下山武徳
ギター:島紀史
ベース:木本高伸
キーボード:小池敏之
ドラムス:磯田良雄

2006年の発表。

ダブル・ディーラー「LIVE IN TOKYO2005」は念願のライブ

ダブル・ディーラーの活動再開に伴ってリリースされたアルバム「FATE & DESTINY」が前2作を上回る出来だったこともあって、この日のライブに対する期待はいやがうえにも高まった。

島紀史のギターに関しては、コンチェルト・ムーンですでにライブを体験済みであったので、その実力の確かさは知っていたが、シンガーの下山武徳はライブではどうなのか?

はたしてフェイクなしにあのハイトーンも歌いこなせるのか?

それとも…?

ライブ当日、会場に入ると熱気がムンムン、すでにみんなスタンバイOKといった感じだ。

オープニングは、予想通り、アルバム「FATE&DESTINY」と同様に「STREAM OF TIME」で始まった。

新作中心に1st、2ndとバランスのいい選曲、途中それぞれのソロ・タイムがあったりしたが、ダレルことなく白熱のライブが展開された。

ダブル・ディーラー「LIVE IN TOKYO2005」の感想

バンドの演奏は一縷の隙も無いタイトな演奏で、それに乗る下山武徳の歌は圧巻の一言。

凄すぎる。

フェイクなんて関係ない壮絶な歌がそこにはあった。

アルバムの再現どころかさらにパワーのある説得力抜群の歌で、間違いなく筆者が経験した中でも過去最高のシンガーであった。

聞くところによるとツアー開始1ヶ月前から喉を万全の状態に保つために禁酒し、それがツアー終了まで続くという。

なんというストイックさだろう。

本番でも手を抜くこともありえないことで、常に全力投球だ。

ぜひレインボーに加入して欲しいものだ。

時間にしてどれぐらいであろう、2時間半は超えたと思われるが、バンドの緊張感のあるプレイは最後まで続き、筆者にとって記憶に残る本当に素晴らしいライブになった。

ダブル・ディーラー「FATE&DESTINY TOUR 2005 LIVE IN OSAKA」

このツアーからは、2005年9月25日の大阪公演がCD「FATE&DESTINY TOUR 2005 LIVE IN OSAKA」としてリリースされている。

内容は東京公演と同様であるが収録曲が少ないのだけが残念だ。

しかし、バンドのプレイは東京公演と遜色ないものであるからこちらもおすすめ。

「FATE&DESTINY TOUR2005 LIVE IN OSAKA Live」 ダブル・ディーラー

収録曲
1. OVERTURE
2. STREAM OF TIME
3. DRAW A CURTAIN
4. THE BEAST FANG TO TEAR DOWN
5. PANDORA’S BOX
6. I DON’T WORRY ABOUT TOMORROW
7. PIECES OF MY SOUL
8. NO REASON
9. FORGIVE ALL THE LIES
10. DEEP BLUE SKY
11. PRIMITIVE LIFE
12. THE LONG WAY ROAD

メンバー
ヴォーカル:下山武徳
ギター:島紀史
ベース:木本高伸
キーボード:小池敏之
ドラムス:磯田良雄

2006年の発表。

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こちらでは、ダブル・ディーラーの最終作にして最高傑作「DESERT OF LOST SOULS」についてまとめた。前作をさらにヘヴィでラウドにした音楽性でさらなる高みを目指した意欲作。進化の過程での最終作だが最高傑作といっても過言ではない。

ダブル・ディーラー「LIVE IN TOKYO2005」~まとめ

念願のライブだったダブル・ディーラー「FATE&DESTINY TOUR 2005 LIVE IN TOKYO」の感想を綴ってみた。

とにかく下山武徳の歌の凄さに衝撃を覚えたライブだったが、筆者が経験したロックのライブの中でも3本指に入る屈指の名演である。

ダブル・ディーラーというバンドは今は存在しないが、2000年代を代表するJ-メタルのバンドとして、ぜひみなさんの記憶にもとどめておいてほしいバンドのひとつだ。

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