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レインボー初来日公演1976のセトリ・日程は?日本武道館はCD化

レインボーの記念すべき初来日公演は、1976年”Rising”Tourの締めくくりとして行われた。

この初来日以降全6回の来日を数えるレインボーだが、勢いという点では出色で、日本各地を大興奮に巻き込んでいる。

レインボーの日本での人気を決定づけた来日公演でもあり、最終日の日本武道館公演は、その後CD化もされている。

そんなレインボーの初来日公演1976のセトリ日程はどんなものだったのだろうか?

今回は、レインボーの初来日公演となった1976年のセトリ・日程・会場とCD化された日本武道館公演について見ていきたいと思う。

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レインボー初来日公演1976の日程と会場、メンバー

レインボーの初来日公演1976は、最高傑作の誉れ高い名盤「虹を翔ける覇者(レインボー・ライジング)」が5月にリリースされ、その約半年後に行われている。

当時レインボーの日本での人気は絶大で、最終日となった16日の武道館公演は昼に追加公演まで組まれ、6都市7会場10公演とかなりの規模であった。

まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだったことが窺い知れる時期だった。

来日メンバーも三頭政治といわれたリッチー・ブラックモア、ロニー・ジェイムス・ディオ、
コージー・パウエルを中核とする人気・実力を兼ね備えた猛者ばかりで、今振り返っても本当に凄いメンバーが揃ったものだと思う。

レインボー初来日公演”Rising”Tour1976の日程・会場
1976年12月  2日(木) 東京都体育館
1976年12月  5日(日) 大阪厚生年金会館(追加公演)
1976年12月  7日(火) 名古屋市公会堂
1976年12月  8日(水) 大阪厚生年金会館
1976年12月  9日(木) 大阪厚生年金会館
1976年12月10日(金) 京都会館第一ホール
1976年12月13日(月) 福岡・九電記念体育館
1976年12月14日(火) 広島市公会堂
1976年12月16日(木) 東京・日本武道館 昼・夜2回公演(昼は追加公演)

メンバー
リッチー・ブラックモア:ギター
ロニー・ジェイムス・ディオ:ボーカル
コージー・パウエル:ドラムス
トニー・カレイ:キーボード
ジミー・ベイン:ベース

レインボー初来日公演1976のセトリ

続いて、レインボー初来日公演1976のセトリであるが、ここで紹介しているのは最終日となった1976年12月16日日本武道館の夜の部のセトリだ。

昼・夜2公演となった日だが、昼の部ではアンコールがなく、本編に「A light In The Black」が組み込まれている。

「Kill The King」は初来日当時は未発表であったが、オープニングにはピッタリでどのライヴもスタートと同時にクライマックス状態に突入している。

レインボーの初来日公演1976のセトリは、基本的にこの武道館夜の部のセトリを踏襲しており、大きな違いはアンコールで、12月10日京都公演と12月14日広島公演では「Do You Close Your Eyes」の代わりに「A light In The Black」が演奏されている。

「A light In The Black」がフルで演奏されたのは、この”Rising”Tourが最少で最後で、名盤「レインボー・ライジング」のアナログLPのB面を埋め尽くした「Stargazer」と同時に聞ける12月10日京都公演と12月14日広島公演は、個人的には大変貴重なライヴだと思う。

リッチー・ブラックモアというギタリストは、ライヴでは何が飛び出すかわからないといわれているが、セトリをじっくり眺めてみると案外基本的なセトリはイジらないで、イントロや曲間に挟むような箇所で遊びを入れてくる傾向が強いようだ。

そんなリッチー・ブラックモアのいい例が、12月9日大阪公演の「Purple Haze」と、12月10日京都公演の「Apache」が軽く演奏されたことである。

レインボー初来日公演1976のセトリ
Over The Rainbow

Kill The King
Mistreated
Sixteenth Century Greensleeves
Catch The Rainbow
Lazy 
Man On The Silver Mountain
~Blues
~Starstruck
~Man On The Silver Mountain(reprise)
Stargazer
Still I’m sad
~Keyboards Solo
~Drum Solo(1812 Overture)
~Still I’m sad(reprise)

Encore
Do You Close Your Eyes
Over The Rainbow

1976年12月16日 日本武道館(夜の部)

レインボー初来日公演1976日本武道館のCD・DVD

うれしいことにレインボー初来日公演1976の中から、最終日となった日本武道館公演がCD化され、「レインボー・オン・ステージ」としてリリースされている。

純然たる「ライヴ・イン・ジャパン」とはならずに「Still I’m sad」のみドイツ公演のバージョンが採用されているが、当時のレインボーの勢いを収めたライヴ・アルバムとして今でも存在感抜群だ。

残念ながら映像は残っていないのでDVD・ブルーレイなどはリリースされていないが、初期のレインボーを代表する作品となっている。

「レインボー・オン・ステージ」

収録曲
1. Over the Rainbow~Kill the King
2. Medley:Man on the Silver Mountain~Blues~Starstruck
3. Catch the Rainbow
4. Mistreated
5. Sixteenth Century Greensleeves
6. Still I’m Sad

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レインボー初来日公演1976のセトリ・日程~まとめ

今回は、レインボーの初来日公演となった1976年のセトリ・日程・会場とCD化された日本武道館公演について見てきた。

1976年”Rising”Tourの締めくくりとして行われたレインボーの初来日公演1976は、6都市7会場10公演という日程で、バンドの勢いそのままのテンションの高いライヴが連日展開された。

最終日となった武道館公演の様子は、「レインボー・オン・ステージ」でCD化され、その興奮の様子が伝わってくるが、映像作品がないのが残念だ。

そして、次の来日公演1978にはあのアクシデントが起こることになる。

コメント

  1. Yozecki chilaten より:

    70年代、これを聞くと当時の日本を思い出します。高度成長期が終わりバブル前でした。歌う時は大きくパワフルのロニー黒ずくめのリッチーリズムを作るコージーとジミー不思議な音を作ったトニー。ロニーのパフォーマンスはインテリジェントでありある意味リッチーを越えていた。トニーカーレイのキーボードサウンドは多少荒かったような感じでした。逆にベインのベースはそのリッチーとカーレイの音の先に出ようとせず一定のペースを保っていた。コージーは力強いかったという印象。初期のレインボーはチームワークより個人のプレイヤーの力の誇示であった。この後アルバムをリリースする度にレインボーはバンドとして洗練され曲もいわゆる一般受けするものとなっていった。一レインボーファンとして言わせていたただければロニーの後ボーカルに安定性が無くなっていった。上手いと楽しめるは別と言うわけである。キーボードも一定しなかったしそのサウンドはメンバーチェンジの度に酷くなっていった。カーレイの後ジャズ風になったりポップス風になったりしていたような気がします。そして1979年から80年あたりでサウンド的にピークを迎え例のプロフェッショナルメンバーで構成されたのでした。地球に落ちたメンバー達は一体何を当時見たのでしょうか?私のレインボー時代はそんなわけで今思い返してみると80年くらいで終わっていたのかもしれません。ベント アウト オブ シェイプからはこれはレインボーかなと思えてきたからです。前後しますがグラハムの後のボーカルがどうこうといったことではなくただサウンドが明らかに新しい方向に進んでいたということでしょう。レインボーはディープパープルのサウンドを凌駕出来なかった。私の私見ですがそれがリッチーブラックモアズレインボーのサウンドの変化の理由であったと思います。途中でリッチーはバンド名をMOON月に変えたがっていたと記事で見たことがあります。彼も恐らくバンドのサウンドに確信をもてなかったのではないかと思うのです。81年の頃から非常に聞きやすくなり?過去のレインボーとは離れていたと感じました。私は一瞬虹を見た。でもあっという間に消えてしまった。さようなら大好きだったレインボー

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