レインボーの名盤?「ダウン・トゥ・アース」は史上最大の虹の変色!

「ダウン・トゥ・アース」 レインボー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1. All Night Long
2. Eyes Of The World

3. No Time To Lose
4. Makin’ Love
5. Since You Been Gone
6. Love’s No Friend
7. Danger Zone
8. Lost In Hollywood

ギター:リッチー・ブラックモア               
ヴォーカル:グラハム・ボネット               
ベース:ロジャー・・グローバー               
キーボード:ドン・エイリー                  
ドラムス:コージー・パウエル

「レインボー・ライジング」(虹を翔ける覇者)からハード・ロックにハマった少年は、レインボーのアルバムはほとんど聞いてきたが、最後に残ったのがこの「ダウン・トゥ・アース」だった。

1980年の発表だが、少年がはじめて聞いたのは、1983年頃。

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「ダウン・トゥ・アース」は、キャッチーな曲が魅力の名盤

この「ダウン・トゥ・アース」は、普通に聞けばとてもいいアルバムだと思う。

名盤といっていいだろう。

リッチー・ブラックモアのシンプルで軽快なリフ、カラッとした高音を強調したギターサウンドにポップで親しみやすい歌メロを前面に押し出したキャッチーな曲が並ぶ。

しかし、それが問題だった。

それまでのレインボーは、重厚でハードな曲をこれでもかという勢いで演奏してきた。

それが急にこの変化である。

ある音楽評論家さんは、当時、LPレコードを間違えてB面からかけてしまい、倒れそうになったそうだ。(笑)

それも無理はない。

なんて言ったってLPレコードの場合、B面1曲目は「Since You Been Gone」でアルバム中、最もポップな曲なのだから。

「スターゲイザー」や「キル・ザ・キング」のイメージから「Since You Been Gone」を聞かせられたら、それはそれは大変なショックだったろう。

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レインボーとリッチー・ブラックモアの一大転機のアルバム

しかし、少年はすでにジョー・リン・ターナー時代を聞いていたので、むしろとても新鮮にこのアルバムに接することができた。

この頃のリッチー・ブラックモアには、「レインボーをアンダーグラウンドなものにしたくない」「だれもが口ずさめるような音楽をやりたい」などと自らの音楽観が変わったことを裏付けるような発言がみられる。

ある意味、悟りを開いたとも言えるような音楽の気付きがあったものと思われる。

その目指す音楽への第一歩がこの「ダウン・トゥ・アース」である。

勝手に推測すると、リッチー・ブラックモアはレインボーをビートルズのような存在にしたかったのではないか?

そのためには、何でもやるつもりだったのだろう。

実際、自身の右腕とも思われたロニー・ジェームズ・ディオを解雇し、このアルバムを最後にコージー・パウエルも脱退してしまうのだから…。

が、リッチー・ブラックモアほどのミュージシャンでもそう簡単に目指す音楽・曲は作り切れなかったのだろう。

「ダウン・トゥ・アース」では外部ライターでラス・バラードを起用している。

「Since You Been Gone」がそうだ。

ちなみにラス・バラードは次のアルバムでも「I surrennder」を提供している。

そして最後に到達したのがラスト・アルバムの「BENT OUT OF SHAPE」なのではないかと思う。

そういう意味で「ダウン・トゥ・アース」はレインボーの最大のター二ングポイントになった名盤だ。

レインボー「BENT OUT OF SHAPE」の記事は、こちら
 ☞ レインボー「BENT OUT OF SHAPE」虹の最終到達点

Rainbow – All Night Long –

まとめ

このような背景で作られた「ダウン・トゥ・アース」は、普通に聞けばだれもが親しめる名盤であるとともにそれまでのレインボーを考えると問題作ともいえるだろう。

しかし、ここは普通に1アルバムとして聞きたいと思う。

もう30年以上前のアルバムである。

時効と思って単純に楽しめばいいではないか?

グラハム・ボネットもスタジオ盤ではパワフルで安定しているし、コージー・パウエルのドラミングも健在だ。

リッチー・ブラックモアが目指していた音楽の芽があちこちから顔を出している。

懐かしさとともに曲がいいので万人におすすめできる名盤である。

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