キル・ザ・キング収録のレインボーの隠れた名盤「バビロンの城門」

「LONG LIVE ROCK’N’ROLL(バビロンの城門)」 レインボー

 

 

 

 

 

 

 

 

1.Long Live Rock’n’Roll
2.Lady of the Lake
3.L.A. Connection
4.Gates of Babylon(バビロンの城門)
5.Kill the King
6.The Shed(Subtle)
7.Sensitive to Light
8.Rainbow Eyes

「LONG LIVE ROCK’N’ROLL(バビロンの城門)」は、レインボーのスタジオ3作目で、ヴォーカルのロニー・ジェームズ・ディオ在籍最後のアルバムとなった。

初期レインボーの締め括りともなったこの「LONG LIVE ROCK’N’ROLL(バビロンの城門)」であるが、はたしてどんなアルバムだったのか?

今回は、名曲「キル・ザ・キング」収録のレインボーの隠れた名盤「バビロンの城門」について見ていきたいと思う。

1978年の発表。

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「キル・ザ・キング」は初期レインボーを象徴する名曲

「キル・ザ・キング」のイントロを聞いただけで、ゾクゾクしてくるというハードロック・ファンも多いのではないだろうか?

あのイントロ、リフなど曲を貫くテンションの高さは尋常ではない。

レインボーのライブでも70年代、長い間オープニングを飾った屈指の名曲である。

高校時代、夢中になって聞いた記憶が蘇ってくる。

この時期のレインボーは、リッチー・ブラックモア、ロニー・ジェームズ・ディオ、コージー・パウエルによる三頭政治と呼ばれた時期であったが、3人の個性が存分に発揮された初期レインボーを象徴する名曲といっていいだろう。

「キル・ザ・キング」が演奏されなくなった理由は?

ところで、この「キル・ザ・キング」であるが、ロニー・ジェームズ・ディオの脱退を最後にステージでは演奏されなくなっている。

いや、正確にはヴォーカル入りのフル・バージョンで演奏されなくなったというべきかもしれないが、ギターソロ・タイムでチラッと出る程度である。

これだけの名曲なのになぜ?と思うが、ひとつにはバンドの音楽性に合わなくなったということと、もうひとつはロニー・ジェームズ・ディオ、コージー・パウエルの相次ぐ脱退が理由ではないだろうか?

同じ「キル・ザ・キング」でもこの3人以外でプレイしたらだいぶ印象が違うことだろう。

筆者にとっては、この3人の「キル・ザ・キング」こそ理想の「キル・ザ・キング」であり、極端なことを言えば、この3人以外の「キル・ザ・キング」はちょっと考えられない。

それほどこの時期のラインナップのレインボーにマッチした名曲だと思う。

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レインボーの隠れた名盤「バビロンの城門」

このアルバム「バビロンの城門」は、地味な印象を持っている方が多いのではないだろうか?

レインボーの最高傑作の誉れ高い「ライジング」と衝撃の「ダウン・トゥ・アース」に挟まれているとあって立場が悪いというか、難しい時期だったのが原因かと思う。

この時期のレインボーは「スターゲイザー」や「ア・ライト・イン・ザ・ブラック」などに象徴される大作ものが多かった。

しかし、アメリカ市場進出を目論むリッチー・ブラックモアにとってラジオでかかりにくい大作ものはもはや不要で、必要なのはキャッチーな楽曲であった。

歌詞も問題でファンタジーの世界を求める大作指向のロニー・ジェームズ・ディオとの間で意見の相違が生まれ始めていた。

そんな難しい舵取りをしながらのアルバム制作だっただけに大いに時間もかかり、少々中途半端な印象を与えてしまっている。

しかし、「キル・ザ・キング」はもちろんのこと「バビロンの城門」という大作ものの名曲も生まれている。

この「バビロンの城門」という曲はまさに中世の世界そのものといった名曲で、珍しくリッチー・ブラックモアが自身最高のギター・ソロと評価しているほどだ。

他にもアルバムのオープニングを飾る「ロング・リブ・ロックンロール」ラストの「レインボー・アイズ」など後世に残る名曲を収録しており、聴きどころは多い。

アルバム「LONG LIVE ROCK’N’ROLL(バビロンの城門)」は、レインボーの隠れた名盤といえるだろう。

まとめ

今回は、名曲「キル・ザ・キング」収録のレインボーの隠れた名盤「バビロンの城門」について見てきた。

「キル・ザ・キング」は、リッチー・ブラックモア、ロニー・ジェームズ・ディオ、コージー・パウエルの個性が存分に発揮された初期レインボーを象徴する名曲で、アルバム「LONG LIVE ROCK’N’ROLL(バビロンの城門)」は、レインボーの隠れた名盤である。

他にも「バビロンの城門」「ロング・リブ・ロックンロール」「レインボー・アイズ」など後世に残る名曲を多数収録しており、埋もれるにはもったいなさすぎる名盤といえるだろう。

初期レインボーが好きな方でまだ聞いていないという方があたならば、ぜひ聞いてほしい。

結局は、レインボーに駄作なしである。

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