2018年も来日公演が決まったマイケル・シェンカーであるが、その勢いが止まらない。
2月には、ニュー・アルバム「Resurrection」をリリースし、3月からはアメリカ・ツアーを行っている。
日本においては、ニュー・アルバムをリリースした後、「UFOフィーチュアリング:マイケル・シェンカー」の発売、4月10日発売の「ヤングギター5月号」では、インタビューとギター奏法を動画で披露するなど非常に精力的な活動を続けている。
今回は、マイケル・シェンカーのギター奏法を動画で見れるヤングギター5月号やその他マイケル・シェンカー関係の本についてまとめた。
マイケル・シェンカーのギター奏法を動画で!
「ヤングギター5月号」では、マイケル・シェンカーのギター奏法を動画で見られるとあってファンにとっては、最高の1冊であろう。
インタビューも2本掲載され、巻頭インタビューでは、ニュー・アルバム「Resurrection」関連の話題や近況、今後の展望などについて語っている。
2本目のインタビューは、ワウ・ペダルに関するもので、ワウ・ペダルとの出会いからワウでのサウンド・メイキング、シグネイチャー・ワウにまで言及している。
スコアも1曲、マイケル・シェンカー・グループ時代の名曲「Cry for the Nations」も掲載されるという盛りだくさんの内容となっている。
なお、ギター奏法の動画は、DVDではなく、付属のエムカードに記載されたPINコードを用いてダウンロードして見るシステムとなっている。
迫力のサウンドでかなりの長さを弾きまくるマイケル・シェンカーの姿を見ることができるのがうれしい。
これだけの充実した内容で、税込み980円は安い!
神のフライングV伝説はUFOから
発売からすでに1か月以上が経過してしまったが、「UFOフィーチュアリング:マイケル・シェンカー」も無視できない渾身の1冊だ。
神のフライングV伝説はUFOから始まったと言っても過言ではなく、この本ではUFOの歴史を辿りながら、その中でもマイケル・シェンカー在籍時を特にフィーチュアした内容になっている。
UFOの全アルバムの解説、在籍した全メンバーの紹介、UFO在籍時(70年代)におけるマイケルシェンカーのリフ・バッキング・ソロ・プレイの譜例紹介、マイケル・シェンカーやフィル・モグ、ピート・ウェイなど主要メンバーのインタビューなど盛りだくさんの内容となっている。
UFOの本ではあるのだが、特にマイケル・シェンカーにスポットを当てた記事が多いのがファンにとってはうれしいところだ。
70年代のマイケル・シェンカーの写真にはこれまで未公開ではないかと思われるものも多く、今とは違う出で立ちにファンならずとも興味深いものがある。
この「UFOフィーチュアリング:マイケル・シェンカー」、なかなかの力作である。
マイケル・シェンカーのギター奏法を動画で~まとめ
今回は、マイケル・シェンカーのギター奏法を動画で見れるヤングギター5月号やその他マイケル・シェンカー関係の本についてまとめてみた。
それにしても60歳を過ぎてこの充実ぶりは、いったいどうしてしまったんだろう?
笑顔を見せることも多く、以前のマイケル・シェンカーからは考えられない展開だ。
活動だけでなく、ギターの奏法も安定感抜群なので、黄金期に入っている気配も感じさせてくれる。
8月から9月にかけての来日公演も大いに期待できそうだ。
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