マイケル・シェンカーのアルバムでおすすめは?UFOとMSGの名盤

デビュー50周年を迎えて、なお充実した活動を続けるマイケル・シェンカーだが、これまで数え切れないほどの数のアルバムをリリースしてきた。

これから本格的にマイケル・シェンカーのアルバムを聞いてみたいと思われている方には、どれから聞いていいのかわからないという方も多いと思う。

そこで今回は、「マイケル・シェンカーのアルバムでおすすめは?UFOとMSGの名盤」と題して、マイケル・シェンカーのおすすめのアルバム(名盤)をUFOとMSGに分けてあげていきたいと思う。

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マイケル・シェンカーのアルバムでおすすめの名盤

50年を超えるマイケル・シェンカーのキャリアの中で、2大バンドともいえるのがUFOMSGである。

UFOではバンドの一員、MSGではリーダーでありソロ活動の色合いが強いが、共通しているのがほとんどの楽曲をマイケル・シェンカーが書いているということだ。

キャリアが長く名盤も数多いだけにおすすめのアルバムをあげるのは難しいのではないかと思われたが、結局、かなりのキャリア初期に集中してしまうことになった。

おすすめのアルバムとして、UFOとMSGからスタジオ・アルバムを各3枚ずつとライブ・アルバムを1枚ずつピックアップした。

いずれ劣らぬ名盤ばかりなので、どれから入っても失敗はないはずだ。

マイケル・シェンカーのアルバムでおすすめ~UFOの名盤

マイケル・シェンカーは70年代のUFO在籍時にスタジオ・アルバム5枚リリースしているが、そのどれもが名盤といえる一級品だ。

なので、どれを聞いてもハズレはないのだが、ここではスタジオ・アルバム3枚とライブ・アルバム1枚をピックアップした。

UFOでおすすめのアルバムをどれか1枚ということなら、スタジオ・アルバムの最高傑作「Phenomenon(現象)」とベストアルバム的な選曲の「Strangers in the Night(UFOライヴ)」がおすすめ。

UFOのおすすめのアルバム①~Phenomenon(現象)

収録曲
1. Too Young To Know
2. Crystal Light
3. Doctor Doctor
4. Space Child
5. Rock Bottom
6. Oh My
7. Time On My Hands
8. Built For Comfort
9. Lipstick Traces
10. Queen Of The Deep

メンバー
ギター:マイケル・シェンカー
ヴォーカル:フィル・モグ
ベース:ピート・ウェイ
ドラムス:アンディ・パーカー

1974年の発表。

アルバム「Phenomenon(現象)」はUFOとしては4枚目のスタジオ・アルバムだが、マイケル・シェンカー加入して初のアルバム。

マイケル・シェンカーらしい哀愁漂う「Doctor Doctor」、スリリングなリフと起承転結が見事に構築されたギター・ソロが印象的なロック史に残る名曲「Rock Bottom」、インストゥルメンタルの小品「Lipstick Traces」などを収録してUFOの最高傑作とされている。

正直言って、「Doctor Doctor」と「Rock Bottom」が突出していて他の曲とインパクト的に差がないわけではないが、名盤であることに変わりはない。

一度は聞いておきたい名盤!

UFOのおすすめのアルバム②~Force it(フォース・イット)

収録曲
1. Let It Roll
2. Shoot Shoot
3. High Flyer
4. Love Lost Love
5. Out In The Street
6. Mother Mary
7. Too Much Of Nothing
8. Dance Your Life Away
9. This Kid’s

メンバー
ギター:マイケル・シェンカー
ヴォーカル:フィル・モグ
ベース:ピート・ウェイ
ドラムス:アンディ・パーカー

1975年の発表。

ジャケットが刺激的なアルバムだが、前作「Phenomenon(現象)」よりハード・ロック色が強まった感があるのが、アルバム「Force it(フォース・イット)」だ。

オープニングはシャッフルで始まる「LET IT ROLL」だが、中間部分のギター・ソロはまさにマイケル・シェンカーならではだし、ノリがよくてキャッーな「Shoot Shoot」、アコースティック・ギターの泣きのバラード曲「High Flyer」など、名曲・佳曲満載の名盤で、マイケル・シェンカーのギター・ソロも充実していていて聞きごたえ十分の名盤!

UFOのおすすめのアルバム③~Lights Out(新たなる殺意)

収録曲
1. Too Hot To Handle
2. Just Another Suicide
3. Try Me
4. Lights Out
5. Gettin’ Ready
6. Alone Again
7. Electric Phase
8. Love To Love

メンバー
ギター:マイケル・シェンカー
ヴォーカル:フィル・モグ
ベース:ピート・ウェイ
ドラムス:アンディ・パーカー
キーボード&ギター:ポール・レイモンド

1977年の発表。

徐々にアメリカのマーケットを意識したアルバム作りにシフトしていったUFOだが、ポップな「Too Hot To Handle(燃えたぎるギター)」などはその典型的な例といえる。

しかし、そんな中でも激しい疾走感のある「Lights Out」、ピアノとストリングスが印象的なバラード「Try Me」、そしてアルバムのラストを締めくくるにふさわしい壮大な「Love To Love」など、アルバム「Lights Out(新たなる殺意)」の充実度はかなりのもので、マイケル・シェンカー参加のUFO最後の名盤として君臨している。

特に「Love To Love」のイントロ~ギター・ソロ~エンディングまでのドラマティックな展開は見事というしかなく、「Lights Out」とともにマイケル・シェンカーの鬼気迫るギター・プレイは鳥肌ものだ。

UFOのライブの名盤~Strangers In The Night(UFOライヴ)

収録曲
1. Hot ‘N’ Ready
2. Cherry
3. Let It Roll
4. Love To Love
5. Natural Thing
6. Out In The Street
7. Only You Can Rock Me
8. Mother Mary
9. This Kid’s
10. Doctor Doctor
11. I’m A Loser
12. Lights Out
13. Rock Bottom
14. Too Hot To Handle
15. Shoot Shoot

メンバー
ギター:マイケル・シェンカー
ヴォーカル:フィル・モグ
ベース:ピート・ウェイ
ドラムス:アンディ・パーカー
キーボード&ギター:ポール・レイモンド

1979年の発表。

1978年のアメリカツアーの模様を収録したライブ・アルバムが、この「Strangers in the Night(UFOライヴ)」であるが、選曲・プレイともにベストで手っ取り早くUFOを1枚のアルバムで楽しみたいなら真っ先におすすめしたいアルバムだ。

何度かリマスターして再発されているアルバムだが、「Hot ‘n’ Ready」「Cherry」が追加収録され、収録曲がライブのセットリスト通りになったバージョンをおすすめしたい。

マイケル・シェンカーのギター・プレイも脱退寸前のギタリストとは思えないほど素晴らしい。

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マイケル・シェンカーのアルバムでおすすめ~MSGの名盤

UFOに続いては、マイケル・シェンカーのMSG(マイケル・シェンカー・グループ、マッコーリー・シェンカー・グループ )のアルバムからおすすめの名盤をピックアップしていきたいと思う。

UFOとは違ってMSGの場合は80年代の、しかもゲイリー・バーデンとグラハム・ボネットが参加したアルバムのみに偏ってしまう結果になってしまった。

ロビン・マッコーリーの時代のアルバムも捨て難いが、個人的にはこの3枚がMSGにおけるマイケル・シェンカーの絶頂期を捉えた名盤だと思っている。

それこそ神と呼ばれ、飛ぶ鳥を落とす勢いで後光が射していた時代のものである。

MSGでおすすめのアルバムをどれか1枚ということなら、「The Michael Schenker Group(神-帰ってきたフライング・アロウ)」が最高傑作であることに異論を唱える人はいないだろうし、ライブ・アルバムということになるとマイケル・シェンカーの初来日公演を収録した「ONE NIGHT AT BUDOKAN(飛翔伝説~MSG武道館ライブ)」が当時の雰囲気をバッチリ捉えていておすすめ。

MSGのおすすめのアルバム①~The Michael Schenker Group(神-帰ってきたフライング・アロウ)

収録曲
1. Armed and Ready
2. Cry For The Nations
3. Victim Of Illusion
4. Bijou Pleasurette
5. Feels Like A Good Thing
6. Into The Arena
7. Looking Out From Nowhere
8. Tales of Mystery
9. Lost Horizons

メンバー
ギター:マイケル・シェンカー
ヴォーカル:ゲイリー・バーデン
ドラムス:サイモン・フィリップス
ベース:モ・フォスター
キーボード:ドン・エイリー

1980年の発表。

「The Michael Schenker Group(神-帰ってきたフライング・アロウ)」の詳細は、こちらからどうぞ↓

マイケル・シェンカー「神」の感想!復活を告げる80年代の最高傑作
こちらでは、マイケル・シェンカー・グループの復活を告げる80年代の最高傑作「神」を聞いた感想を綴ってみた。マイケル・シェンカーのリーダー・バンドのデビュー・アルバムで全編マイケル・シェンカーのギターの魅力が凝縮された必聴の名盤!

UFOを脱退し、起死回生の復活を遂げたアルバムが、この「The Michael Schenker Group(神-帰ってきたフライング・アロウ)」である。

シンプルでストレートなリフが印象的な「Armed and Ready」、泣きのギター・ソロがいかにもマイケル・シェンカーらしい「Cry For The Nations」、クラシカルなインストゥルメンタルの小品「Bijou Pleasurette」、これぞマイケル・シェンカーというインストゥルメンタルの大名曲「Into The Arena」など、どれもが素晴らしいクオリティの楽曲ばかりだ。

今でもライブでの定番となっている曲が多く、マイケル・シェンカーならこの「The Michael Schenker Group(神-帰ってきたフライング・アロウ)」といっていいほどの名盤である。

MSGのおすすめのアルバム②~MSG(神話)

収録曲
1. Ready To Rock
2. Attack Of The Mad Axeman
3. On And On
4. Let Sleeping Dogs Lie
5. But I Want More
6. Never Trust A Stranger
7. Looking For Love
8. Secondary Motion

メンバー
ギター:マイケル・シェンカー
ヴォーカル:ゲイリー・バーデン
ドラムス:コージー・パウエル
ベース:クリス・グレン
キーボード&リズム・ギター:ポール・レイモンド

1981年の発表。

マイケル・シェンカー・グループの「MSG(神話)」の詳細は、こちらからどうぞ↓

マイケル・シェンカー・グループ「神話」の感想!コージー・パウエル参加!
こちらでは、コージー・パウエルが参加したマイケル・シェンカー・グループ「神話」の感想などをまとめた。マイケル・シェンカーとコージー・パウエルの唯一の共演が実現したスタジオ・アルバムがこの「神話」。マイケル・シェンカーらしい泣きのメロディが満載!

コージー・パウエルが参加した唯一のスタジオ・アルバムが、この「MSG(神話)」だ。

前作「The Michael Schenker Group(神-帰ってきたフライング・アロウ)」から歌ものに力を入れ、よりメロディアスになった感がある。

「Attack Of The Mad Axeman」、「On And On」、「Looking For Love」などの定番の名曲以外も佳曲が多く、マイケル・シェンカーのギター・ソロも充実し切っている。

いかにもヨーロッパのギタリストが作ったという、哀愁あるメロディー満載の名盤である。

MSGのおすすめのアルバム③~Assault Attack(黙示録)

収録曲
1. Assault Attack
2. Rock You To The Ground
3. Dancer
4. Samurai
5. Desert Song
6. Broken Promises
7. Searching For A Reason
8. Ulcer

メンバー
ギター:マイケル・シェンカー
ヴォーカル:グラハム・ボネット
ベース:クリス・グレン
ドラムス:テッド・マッケンナ

1982年の発表。

グラハム・ボネットが参加した唯一のスタジオ・アルバムが、この「Assault Attack(黙示録)」だ。

やはりパワー・声量ではゲイリー・バーデンよりはるかに上のグラハム・ボネットが歌っているせいか、上記2枚とは緊張感が違うのは事実で、マイケル・シェンカー史上、最もパワフルな名盤である。

今までのマイケル・シェンカーには見られない新たな名曲「Assault Attack」、ありそうでなかった泥臭いブルース曲「Rock You To The Ground」、アメリカ市場を意識したポップな「Dancer」など新機軸の名曲が多いが、ギター・プレイはどれもが結局はマイケル・シェンカー印となっている。

MSGのライブの名盤~ONE NIGHT AT BUDOKAN(飛翔伝説~MSG武道館ライブ)

収録曲
Disc1
1. Introduction
2. Armed And Ready
3. Cry For The Nations
4. Attack Of The Mad Axeman
5. But I Want More
6. Victim Of Illusion
7. Into The Arena

Disc2
1. On And On
2. Never Trust A Stranger
3. Let Sleeping Dogs Lie
4. Tales Of Mystery
5. Cozy Powell Drum Solo
6. Courvoisier Concert
7. Lost Horizons
8. Doctor Doctor
9. Ready To Rock

メンバー
ギター:マイケル・シェンカー
ヴォーカル:ゲイリー・バーデン
ドラムス:コージー・パウエル
ベース:クリス・グレン
キーボード&ギター:ポール・レイモンド

1982年の発表。

マイケル・シェンカー・グループの「ONE NIGHT AT BUDOKAN(飛翔伝説~MSG武道館ライブ)」の詳細は、こちらからどうぞ↓

マイケル・シェンカーの「飛翔伝説」MSG武道館ライブの感想!
こちらでは、マイケル・シェンカーの初来日公演「飛翔伝説」MSG武道館ライブの感想を綴ってみた。待望の来日を待ち望んだファンの熱狂ぶりが伝わってくる一期一会の夜で感動のライブ・アルバム。完全版にはコージー・パウエルのドラムソロも収録!

マイケル・シェンカーの1981年の初来日公演の模様を収録したライブ・アルバムが、この「ONE NIGHT AT BUDOKAN(飛翔伝説~MSG武道館ライブ)」である。

この後もライブ・アルバムは何枚かリリースされているが、当時のマイケル・シェンカーの人気の凄さを実感できるような歓声とコージー・パウエルがドラムを叩いていることでスタジオ・アルバム以上の臨場感を楽しめるという点では、この「ONE NIGHT AT BUDOKAN(飛翔伝説~MSG武道館ライブ)」が一番ではないだろうか。

UFOの「Strangers in the Night(UFOライヴ)」と同様に何度かリマスターして再発されているアルバムだが、「Tales Of Mystery」とコージー・パウエルのドラム・ソロが追加収録されたバージョンをおすすめしたい。

さらに他には、アコースティック・ギターでロビン・マッコーリーとの「神々の饗宴〜M.S.G.ライヴ」(1993年)もマイケル・シェンカーの叙情性溢れるギター・プレイが聞けておすすめだ。

アコースティック・ギターではマイケル・シェンカーの泣きのメロディーの魅力がさらにフューチャーされている。

マイケル・シェンカーのアルバムレビュー記事まとめは、こちらからどうぞ↓

マイケル・シェンカーのアルバムレビュー記事まとめ!来日ライブも
こちらでは、マイケル・シェンカーのアルバムレビュー記事や来日ライブ、名盤・名曲などなどについてまとめた。トレードマークの愛器フライングVから紡ぎ出される哀愁のあるメロディアスなフレーズが印象的なマイケル・シェンカーのアルバムレビュー記事一覧!

マイケル・シェンカーのアルバムでおすすめの名盤~まとめ

今回は、「マイケル・シェンカーのアルバムでおすすめは?UFOとMSGの名盤」と題して、マイケル・シェンカーのおすすめのアルバム(名盤)をUFOとMSGに分けて見てきた。

マイケル・シェンカーのおすすめのアルバムとして、UFOとMSGからスタジオ・アルバムを各3枚ずつとライブ・アルバムを1枚ずつ紹介してきたが、改めて聞き返してみると、どのアルバムもこのギタリスト特有のメロディーが鳴り響いているのがわかる。

時代ごとに多少の変化はあるもののギター・スタイルは一貫している。

おすすめのアルバムは初期の名盤に集中してしまったが、ライブでの演奏曲も今回ピックアップしたアルバムからの楽曲が多く、乱暴に言ってしまえばマイケル・シェンカーを聞くなら70~80年代のアルバムを選べば間違いないともいえる。

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