ヨーロッパのファイナル・カウントダウンは最も有名な名曲&アルバム

「ザ・ファイナル・カウントダウン」 ヨーロッパ

 

 

 

 

 

 

 

 

1. The Final Countdown
2. Rock The Night
3. Carrie
4. Danger On The Track
5. Ninja
6. Cherokee
7. Time Has Come
8. Heart Of Stone
9. On The Loose
10. Love Chaser

ヴォーカル:ジョーイ・テンペスト
ギター:ジョン・ノーラム
ベース:ジョン・レヴィン
ドラムス:イアン・ホーグランド
キーワード:ミック・ミカエリ

ヨーロッパのアルバム「ファイナル・カウントダウン」は、「幻想交響詩」「明日への翼」に続く3rdアルバムで、全世界で650万枚を超えるセールスを記録した歴史的名盤である。

シングルとしての「ファイナル・カウントダウン」も日本をはじめ、世界25か国でシングルチャート1位を獲得し、780万枚を売り上げている。

このように「ファイナル・カウントダウン」は最も有名な名曲、そしてアルバムとして、ヨーロッパの代名詞となっている。

今回は、ヨーロッパの最も有名な名曲&アルバムである「ファイナル・カウントダウン」について見ていきたいと思う。

1986年の発表。

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ヨーロッパといえば「ファイナル・カウントダウン」

元祖北欧メタルとして「幻想交響詩」でデビューしたのが1983年、着実に活動を続けてきたヨーロッパはついにこの3rd「ファイナル・カウントダウン」でブレイクする。

ヨーロッパの特徴である叙情的なメロディとポップでキャッチーなハード・ロックが絶妙に融合した傑作で、ヨーロッパ=「ファイナル・カウントダウン」というほどの代名詞的な名曲&アルバムとなった。

「ファイナル・カウントダウン」が目立ってはいるが、その他の曲もハード・ロックからポップな曲、バラードまで非の打ち所がないアルバムで全世界でブレイクしたのも納得の出来栄えだ。

メロディアス・ハード・ロックの傑作として、これからも君臨し続けることだろう。

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名曲&アルバム「ファイナル・カウントダウン」の明暗

こうして全世界でブレイクした名曲&アルバム「ファイナル・カウントダウン」であるがいいことばかりではなかった。

ブレイクの代償はあまりにも大きかったといえる。

いくつかあるので、順番にあげていこうと思う。

ジョン・ノーラムの脱退

まず看板ギタリストのジョン・ノーラムの脱退である。

ポップなサウンドを嫌ったジョン・ノーラムは「ギターの音が聞こえない」と不満を爆発させた。

キーボードを多用したサウンドや、他にもアイドル的な扱いや仕事も増えたこともあり、「ファイナル・カウントダウン」リリース後、バンドを脱退している。

イメージでいえば、なんとなくボン・ジョヴィを脱退したリッチー・サンボラと似ているかもしれない。

ポップ化によるイメージ・チェンジ

名曲&アルバム「ファイナル・カウントダウン」のブレイクにより、その後のヨーロッパにはポップなイメージが付きまとうことになる。

次作「Out of This World」ではサウンドはさらにポップでアメリカナイズされたものとなり、ヨーロッパの持ち味であった叙情的なメロディが後退していくことになった。

この辺は、「シスター・クリスティアン」が大ヒットしたナイト・レンジャーのその後と似ているかもしれない。

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ヨーロッパの「ファイナル・カウントダウン」後「Out of This World Tour1988」

「ファイナル・カウントダウン」はヨーロッパの分岐点

このように皮肉なことに「ファイナル・カウントダウン」をピークにヨーロッパは衰退していくことになる。

やがてツアーにも疲れ、活動休止(=解散)してしまうのだが、個人的には最後まで良質なアルバムを作り続けたと思う。

90年代に入るともう時代が変わっており、ヨーロッパのような音楽性は苦戦を強いられた。

これも活動休止に拍車をかけたのは間違いない。

デビュー当時からの音楽性を貫いて「ファイナル・カウントダウン」ほどのブレイクを得られたかどうかはわからないが、ジョン・ノーラムの脱退とポップなイメージに苦しむことはなかっただろう。

ヨーロッパにとってどちらが良かったのかはわからないが、現在は「ファイナル・カウントダウン」のメンバーで再結成して活動を再開している。

まとめ

今回は、ヨーロッパの最も有名な名曲&アルバムである「ファイナル・カウントダウン」について見てきた。

ヨーロッパといえば「ファイナル・カウントダウン」というほどのヨーロッパの代名詞的な名曲&アルバムであるが、ジョン・ノーラムの脱退やポップなイメージなど代償も大きかった。

叙情的なメロディとポップでキャッチーなハード・ロックが絶妙に融合した「ファイナル・カウントダウン」は、80年代メロディアス・ハード・ロックのファンに広くおすすめできるヨーロッパの最高傑作である。

ぜひとも聞いてほしいアルバムだ。

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