ヨーロッパのファイナル・カウントダウンの感想!最高傑作として君臨

ヨーロッパのアルバム「ファイナル・カウントダウン(The Final Countdown)」は、「幻想交響詩(EUROPE)」「明日への翼(WINGS OF TOMORROW)」に続く3rdアルバムで、全世界で650万枚を超えるセールスを記録した歴史的名盤である。

シングルとしての「ファイナル・カウントダウン」も日本をはじめ、世界25か国でシングルチャート1位を獲得し、780万枚を売り上げている。

このように「ファイナル・カウントダウン」は最も有名な名曲、そしてアルバムとしてヨーロッパの代名詞となっている。

今回は、ヨーロッパの最高傑作として君臨する「ファイナル・カウントダウン(The Final Countdown)」の感想を綴ってみたいと思う・

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ヨーロッパのファイナル・カウントダウン

ヨーロッパが元祖北欧メタルとして「幻想交響詩」でデビューしたのが1983年、着実に活動を続けてきたヨーロッパはついにこの3rd「ファイナル・カウントダウン(The Final Countdown)」でブレイクする。

ヨーロッパの特徴である叙情的なメロディとポップでキャッチーなハード・ロックが絶妙に融合した傑作で、ヨーロッパといえば「ファイナル・カウントダウン」というほどの代名詞的な名曲&アルバムとなった。

ヨーロッパの「ファイナル・カウントダウン(The Final Countdown)」の収録曲とメンバーは、以下の通り。

「ファイナル・カウントダウン(The Final Countdown)」 ヨーロッパ

収録曲
1.ファイナル・カウントダウン(The Final Countdown)
2.ロック・ザ・ナイト(Rock The Night)
3.キャリー(Carrie)
4.暗闇のストレンジャー(Danger On The Track)
5.ニンジャ(Ninja)
6.チェロキー(Cherokee)
7.タイム・ハズ・カム(Time Has Come)
8.ハート・オブ・ストーン(Heart Of Stone)
9.オン・ザ・ルース(On The Loose)
10.ラヴ・チェイサー(Love Chaser)

メンバー
ヴォーカル:ジョーイ・テンペスト
ギター:ジョン・ノーラム
ベース:ジョン・レヴィン
ドラムス:イアン・ホーグランド
キーワード:ミック・ミカエリ

1986年の発表。

ヨーロッパのファイナル・カウントダウンの感想

アルバム「ファイナル・カウントダウン(The Final Countdown)」では、「ファイナル・カウントダウン」が目立ってはいるが、その他の曲もハード・ロックからポップな曲、バラードまで非の打ち所がないアルバムで全世界でブレイクしたのも納得の出来栄えだ。

アルバム「ファイナル・カウントダウン(The Final Countdown)」は、今なおメロディアス・ハード・ロックの傑作として君臨し続けている。

こうして全世界でブレイクした名曲&アルバム「ファイナル・カウントダウン(The Final Countdown)」であるが、いいことばかりではなかった。

ブレイクの代償はあまりにも大きかったといえる。

いくつかあるので、順番にあげていこうと思う。

ジョン・ノーラムのヨーロッパ脱退

まず看板ギタリストのジョン・ノーラムの脱退である。

ポップなサウンドを嫌ったジョン・ノーラムは「ギターの音が聞こえない」と不満を爆発させた。

キーボードを多用したサウンドや、他にもアイドル的な扱いや仕事も増えたこともあり、「ファイナル・カウントダウン(The Final Countdown)」リリース後、バンドを脱退している。

イメージでいえば、なんとなくボン・ジョヴィを脱退したリッチー・サンボラと似ているかもしれない。

ポップ化によるイメージ・チェンジ

名曲&アルバム「ファイナル・カウントダウン(The Final Countdown)」のブレイクにより、その後のヨーロッパにはポップなイメージが付きまとうことになる。

次作「アウト・オブ・ディス・ワールド(Out of This World)」ではサウンドはさらにポップでアメリカナイズされたものとなり、ヨーロッパの持ち味であった叙情的なメロディが後退していくことになった。

この辺は、「シスター・クリスティアン」が大ヒットしたナイト・レンジャーのその後と似ているかもしれない。

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ファイナル・カウントダウンはヨーロッパの分岐点

このように皮肉なことに「ファイナル・カウントダウン(The Final Countdown)」をピークにヨーロッパは衰退していくことになる。

やがてツアーにも疲れ、活動休止(=解散)してしまうのだが、個人的には最後まで良質なアルバムを作り続けたと思う。

90年代に入るともう時代が変わっており、ヨーロッパのような音楽性は苦戦を強いられた。

これも活動休止に拍車をかけたのは間違いない。

デビュー当時からの音楽性を貫いて「ファイナル・カウントダウン(The Final Countdown)」ほどのブレイクを得られたかどうかはわからないが、ジョン・ノーラムの脱退とポップなイメージに苦しむことはなかっただろう。

ヨーロッパにとってどちらが良かったのかはわからないが、現在は「ファイナル・カウントダウン(The Final Countdown)」のメンバーで再結成して活動を再開している。

ヨーロッパのファイナル・カウントダウンの感想~まとめ

今回は、ヨーロッパの最高傑作として君臨する「ファイナル・カウントダウン(The Final Countdown)」の感想を綴ってみた。

ヨーロッパといえば「ファイナル・カウントダウン」というほどのヨーロッパの代名詞的な名曲&アルバムであるが、ジョン・ノーラムの脱退やポップなイメージなど代償も大きかった。

叙情的なメロディとポップでキャッチーなハード・ロックが絶妙に融合したアルバム「ファイナル・カウントダウン(The Final Countdown)」は、80年代メロディアス・ハード・ロックのファンに広くおすすめできるヨーロッパの最高傑作である。

ぜひとも聞いてほしい必聴のアルバムだ。

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