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ヨーロッパ「ウォーク・ジ・アース」の感想!再結成後も現在進行形

元祖北欧メタルヨーロッパの約2年ぶりとなる通算11作目のアルバム「ウォーク・ジ・アース」が、リリースされた。

2004年に「スタート・フロム・ザ・ダーク」で再結成してから、もう10年以上も経つが、定期的にアルバムを発表し、メンバー・チェンジもなく順調に活動を続けているようだ。

80年代からの古くからのヨーロッパのファンにとっては、うれしい限りだ。

今回は、再結成後も現在進行形で活動を続けるヨーロッパの「ウォーク・ジ・アース」の感想を綴ってみたいと思う。

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ヨーロッパ「ウォーク・ジ・アース」

ヨーロッパの「ウォーク・ジ・アース」の収録曲は、以下の全10曲でオール・オリジナル曲となっている。

メンバーは再結成以来変わらず、いつもの5人だ。

ヨーロッパ「ウォーク・ジ・アース」の収録曲とメンバーは、以下の通り。

「ウォーク・ジ・アース」 ヨーロッパ

収録曲
1. Walk The Earth
2. The Siege
3. Kingdom United
4. Pictures
5. Election Day
6. Wolves
7. GTO
8. Haze
9. Whenever You’re Ready
10. Turn To Dust  

メンバー
ヴォーカル:ジョーイ・テンペスト
ギター:ジョン・ノーラム
ベース:ジョン・レヴィン
キーボード:ミック・ミカエリ
ドラムス:イアン・ホーグランド

2017年10月の発表。

ヨーロッパ「ウォーク・ジ・アース」の感想

再結成後のヨーロッパは、以前のきらびやかなメロディーは後退したもののより重厚感が増し、重心の低いサウンドに変貌している。

これには古くからのファンは戸惑いを覚えたりもしたことだろう。

今回もその方針に変わりはないが、バンドのルーツともいえる70年代の雰囲気を随所に感じさせるアルバムに仕上がっている。

筆者は、ギターの弦がゆるゆるに聞こえるようねヘヴィネスさはあまり好みではないが、「ウォーク・ジ・アース」は、再結成後のヨーロッパが持つヘヴィネスさに本来のヨーロッパの抒情性や音楽的なルーツが見事に融合されている。

昔のようなわかりやすさはないが、聞き込むほどに良さが滲み込んでくるだろう。

そして何より昔の焼き直し的なアルバムになっていないのも評価できるのではないかと思う。

あれだけの大ヒットを飛ばしたのだから同じ路線を踏襲することもできたのだろうが、それを選ばず新しい路線を突き進む姿に好感が持てる。

これはヨーロッパが再結成後も現在進行形の現役バリバリのバンドであることを物語っているといえる。

ヨーロッパ「ウォーク・ジ・アース」の限定盤がおすすめ

アルバムの出来もさることながら、この「ウォーク・ジ・アース~デラックス・エディション」には、「LIVE AT LOUD PARK 13」というライヴDVDが付属している。

ヘッドライナーを凌ぐほどの盛り上がりを見せた「ラウドパーク13」でのライヴをフル収録したものだが、これが素晴らしい。

ラウドパークでの短い持ち時間をフルに使って、最高のライヴを展開している。

このDVDだけでも見る価値があると思うので、「ウォーク・ジ・アース」を購入する場合は、通常盤ではなく、デラックス・エディションがおすすめだ。

限定3,000枚だから急いだほうがいいかも⁈

「LIVE AT LOUD PARK 13」 ヨーロッパ

収録曲
1. Riches To Rags
2. Firebox
3. Scream Of Anger
4. Superstitious
5. Ninja
6. Girl From Lebanon
7. Carrie
8. The Beast
9. Seven Doors Hotel
10. Rock The Night
11. Last Look At Eden
12. The Final Countdown

メンバー
ヴォーカル:ジョーイ・テンペスト
ギター:ジョン・ノーラム
ベース:ジョン・レヴィン
キーボード:ミック・ミカエリ
ドラムス:イアン・ホーグランド

ヨーロッパ「ウォーク・ジ・アース」の感想~まとめ

今回は、再結成後も現在進行形で活動を続けるヨーロッパの「ウォーク・ジ・アース」の感想を綴ってみた。

再結成というとヒット曲のあるバンドの場合、「昔の名前で出ています」的なバンドも多く、現在進行形ではないケースもよく見られる。

だが、ヨーロッパの活動、音には、過去の栄光にすがるような気配は微塵も見られない。

そこには、未来を見据えてチャレンジする姿がある。

昔のような爆発的な成功はもう望めないかもしれないが、ブレることなく自らの音楽を追求する姿勢は本当に素晴らしいと思う。

しばらく来日していないが、現役のバンドとしてのライヴをまた日本でも見せてもらいたいものだ。

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