エクリプス・ツアー1990のイングヴェイ・マルムスティーンを見た

「エクリプス」 イングヴェイ・マルムスティーン

1. メイキング・ラヴ
2. ベッドルーム・アイズ
3. セイヴ・アワ・ラヴ
4. マザーレス・チャイルド
5. デヴィル・イン・ディスガイズ
6. ジューダス
7. ホワット・ドゥ・ユー・ウォント
8. ディーモン・ドライヴァー
9. フォールトライン
10. シー・ユー・イン・ヘル
11. エクリプス
12. メイキング・ラヴ (ロング・ヴァージョン)

エクリプス [ イングヴェイ・マルムスティーン ]

デビュー以来、その圧倒的な速弾きとクラシカルな音楽性で旋風を巻き起こしていたイングヴェイ・マルムスティーンであったが、ついにそのライブを体験する時が来た。

すでに少年は、大学を卒業して社会人になっており、スーツを着たまま、会場へ行った記憶がある。

もうこれからは少年とは言えないな(笑)。

この頃のイングヴェイは、ライブ・アルバム「トライアル・バイ・ファイアー:ライヴ・イン・レニングラード 」を発表後、メンバーを一新して、全員スウェーデン人で固め、「エクリプス」をリリースというタイミングであった。

「エクリプス」のセールスも好調で、それが少年の近くの地方都市での開催につながったのかもしれない。

1990年のことである。

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エクリプス・ツアー1990でイングヴェイを初体験!

そして、ライブであるが、「ライアー」で幕を開け、「メイキン・ラブ」「アイル・シー・ザ・ライト・トゥナイト」「ベッドルーム・アイズ」「デジャヴ」と各アルバムから万遍なく代表曲を網羅する構成だ。

そして、「ファー・ビヨンド・ザ・サン」や「トリロジー・スーツ」といったインストゥルメンタル・ナンバーではこれでもかというばかりに弾きまくる。

まさに独壇場だ。

こっちはもうギターでお腹いっぱいという状況だ。

しかし、ソロタイムに「オブラディ、オブラダ」や「ラブ・イズ・ブルー」を挟んだり、「ユー・ドント・リメンバー」や「セイブ・アウア・ラブ」では、観客にも歌わせたりと飽きのこないような工夫が随所に見られた。

本編は「へヴン・トゥナイト」で締めくくり、アンコールは、「ブラック・スター」で始まり、ジミ・ヘンドリックスの「スパニッシュ・キャッスル・マジック」~「パープル・ヘイズ」でライブ終了となった。

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ライブはイングヴェイの独壇場

想像通り、イングヴェイの独壇場といったライブであった。

しかし、それではどうしても一本調子になりやすいので、そうならないようにいろんな工夫を織り交ぜていた。

ギターがうまいのはもちろんのこと、ライブもうまい印象だ。

ライブの構成自体は、ライブ・アルバム「トライアル・バイ・ファイアー:ライヴ・イン・レニングラード 」に新作「エクリプス」を加えたもので、おそらくは「トライアル・バイ・ファイアー:ライヴ・イン・レニングラード 」のプロモーションにも力を入れたかったのであろう、この時期のイングヴェイのほぼベスト選曲になっている。

「トライアル・バイ・ファイアー:ライヴ・イン・レニングラード 」
1.ライアー
2. クィーン・イン・ラヴ
3. デジャ・ヴー
4. ファー・ビヨンド・ザ・サン
5. ヘヴン・トゥナイト
6. ドリーミング
7. ユー・ドント・リメンバー
8. ギター・ソロ(トリロジー・スーツ OP:5
 /スパセボ・ブルース)
9. クリスタル・ボール
10. ブラック・スター
11. スパニッシュ・キャッスル・マジック

トライアル・バイ・ファイアー:ライヴ・イン・レニングラード [ イングヴェイ・マルムスティーン ]

まとめ

この時期は、ハード・ロック/ヘヴィ・メタルには難しい時期で、80年代の隆盛が落ち込みを見せ、暗黒の90年代を迎える過渡期であった。

当事者のミュージシャンもその空気は肌で感じていたに違いない。

イングヴェイとて例外ではない。

そんな中、ここ日本では、この「エクリプス」をきっかけとしてイングヴェイは、❝ビッグ・イン・ジャパン❞としての地位を確立していく。

このスタイルが世界で最も受け入れられたのが日本だったのだ。

90年代のイングヴェイの始まりとして位置づけられるこの「エクリプス」とそのツアー。

「トライアル・バイ・ファイアー:ライヴ・イン・レニングラード 」とともにこの時代のイングヴェイを象徴する作品として興味深い。

まだの方は、ぜひどうぞ!

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