イングヴェイ・マルムスティーンのおすすめのアルバム!最高傑作は?

ギターの革命児として1983年にアルカトラスでデビューしてから今日までギター・ヒーローとして君臨し続けているのが、王者イングヴェイ・マルムスティーンだ。

もう活動期間も長くリリースしたアルバムも膨大な数に上るが、これからイングヴェイ・マルムスティーンを聞いてみたいという方に向けておすすめアルバムはどれか、さらに最高傑作はどのアルバムか?

今回は、イングヴェイ・マルムスティーンのおすすめのアルバムと最高傑作について見ていきたいと思う。

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イングヴェイ・マルムスティーンのおすすめのアルバム

イングヴェイ・マルムスティーンというと独特なクラシカルな音使いのギター・プレイが思い出されるが、これまでにリリースしてきたアルバムを見てみると、意外とバリエーション豊かで多彩なことに気付かされる。

巷ではワンパターンだとか言われることも多いが、今回、紹介するおすすめのアルバムを聞いていただければ決してそんなことはないとわかるはずだ。

おすすめのアルバムは、近年のアルバムより古いアルバムが多くなってしまった傾向があるが、新しいアルバムは今後時間が経ってから評価が決まってくるだろう。

イングヴェイ・マルムスティーンのおすすめのアルバムは、以下の通り。

イングヴェイのおすすめのアルバム①~ライジング・フォース

収録曲
1.ブラック・スター(Black Star)
2.ファー・ビヨンド・ザ・サン(Far Beyond The Sun)
3.ナウ・ユア・シップス・アー・バーンド(Now Your Ships Are Burned)
4.イヴィル・アイ(Evil Eye)
5.イカルスの夢・組曲 作品4(Icarus Dream Suite op.4)
6.アズ・アバヴ、ソー・ビロウ(As Above, So Below)
7.リトル・サベージ(Little Savage)
8.フェアウェル(Farewell)

メンバー
ギター&ベースイングヴェイ・マルムスティーン
キーボードイェンス・ヨハンソン
ドラムス:バリモア・バーロウ
ヴォーカル:ジェフ・スコット・ソート

1984年の発表。

アルカトラスを脱退したイングヴェイ・マルムスティーンのソロ・デビュー・アルバムとなったのが、この「ライジング・フォース(Rising Force)」だ。

ギターのテクニックに関しては、アルカトラスですでに速弾きの凄まじさはロック界で認知されていたところだが、100%妥協なき音楽性が初めて示されることになる。

アルバムの全8曲中6曲がインストゥルメンタルという構成で、1の「ブラック・スター(Black Star)」や2の「ファー・ビヨンド・ザ・サン(Far Beyond The Sun)」といったイングヴェイ・マルムスティーン不滅の代表曲も収録されている。

当時のギター・シーンに与えた影響も計り知れないほど大きく、今なおこの「ライジング・フォース(Rising Force)」をギターのバイブルと思っているロック・ギタリストは数多い。

イングヴェイのおすすめのアルバム②~トリロジー

収録曲
1.ユー・ドント・リメンバー(You Don’t Remember, I’ll Never Forget)
2.ライアー(Liar)
3.クイーン・イン・ラヴ(Queen In Love)
4.クライング(Crying)
5.フュリー(Fury)
6.ファイヤー(Fire)
7.マジック・ミラー(Magic Mirror)
8.ダーク・エイジズ(Dark Ages)
9.トリロジー・スーツ Op:5(Trilogy Suite Op:5)

メンバー
ギター&ベース:イングヴェイ・マルムスティーン
ヴォーカル:マーク・ボールズ
キーボード:ヤンス・ヨハンソン
ドラムス:アンダース・ヨハンソン

1986年の発表。

「ライジング・フォース(Rising Force)」からの3部作を締めくくるアルバムとして、非常に完成度の高いアルバムと評価されているのが、この「トリロジー(Trilogy)」だ。

よく練られた楽曲には歌メロ、ギター・ソロともに印象的なメロディが増えて、伸びる美しいハイトーン・ヴォイスで歌うマーク・ボールズ加入の効果も明らかだった。

ライブでの定番となる1の「ユー・ドント・リメンバー(You Don’t Remember, I’ll Never Forget)」やインストゥルメンタルの傑作となる9の「トリロジー・スーツ Op:5(Trilogy Suite Op:5)」など、ミュージシャンとしてレベルアップしたイングヴェイを感じることのできる初期の名盤といえるだろう。

イングヴェイのおすすめのアルバム③~セブンス・サイン

収録曲
1.ネヴァー・ダイ(Never Die)
2.アイ・ドント・ノウ(I Don’t Know)
3.メント・トゥ・ビー(Meant to Be)
4.フォーエヴァー・ワン(Forever One)
5.ヘアトリガー(Hairtrigger)
6.ブラザーズ(Brothers)
7.セブンス・サイン(Seventh Sign)
8.バッド・ブラッド(Bad Blood)
9.プリズナー・オブ・ユア・ラヴ(Prisoner of Your Love)
10.ピラミッド・オブ・キープス(Pyramid of Cheops)
11.クラッシュ・アンド・バーン(Crash and Burn)
12.ソロウ(Sorrow)
13.エンジェル・イン・ヒート(Angel in Heat)

メンバー
ギター、ベース、シタール&ヴォーカル:イングヴェイ・マルムスティーン
ヴォーカル:マイク・ヴェセーラ
キーボード:マッツ・オラウソン
ドラムス:マイク・テラーナ

1994年の発表。

90年代というハードロック/ヘヴィメタル系のジャンルに逆風が吹き荒れる中、ここ日本では20万枚以上の過去最高のセールスを記録したアルバムが、この「セブンス・サイン(Seventh Sign)」だ。

好セールスの秘密は何といっても充実した楽曲があったからこそで、ハードな疾走系のナンバーからブルース、バッハの「G線上のアリア」を拝借したクラシック、スローなバラード曲などなどバラエティに富んだ楽曲が並んでいる。

私生活でも当時アンバーとの結婚と充実していたのが、音楽にも表出したイングヴェイにしては珍しいパターンの名盤といえるだろう。

元ラウドネスのマイク・ヴェセーラがこの「セブンス・サイン(Seventh Sign)」から加入しているが、個人的には前任のヨラン・エドマンの線の細さが気になっていただけにメンバー・チェンジも功を奏したように思う。

イングヴェイのおすすめのアルバム④~新世紀

収録曲
1.イカロス・ドリーム・ファンファーレ(Icarus Dream Fanfare)
2.キャヴァリーノ・ランパンテ(Cavalino Rampante)
3.フーガ(Fugue)
4.プレリュード・トゥ・エイプリル(Prelude to April)
5.トッカータ(Toccata)
6.アンダンテ(Andante)
7.サラバンド(Sarabande)
8.アレグロ(Allegro)
9.アダージョ(Adagio)
10.ヴィヴァーチェ(Vivance)
11.プレスト・ヴィヴァーチェ(Presto Vivace)
12.フィナーレ(Finale)

ギター:イングヴェイ・マルムスティーン
ヨエル・レヴィ指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団

1998年の発表。

今回、おすすめするアルバムの中で最も異色ともいえるのが、この「エレクトリック・ギターとオーケストラのための協奏組曲 変ホ短調『新世紀』」だ。

エレクトリックギターを協奏曲のソロ楽器として扱うという前代未聞のアルバムだった。

それまでもロックとクラシックの融合という試みはあったが、あくまでも既存の楽曲をクラシックにアレンジするというものがほとんどだった。

しかし、イングヴェイが目指したのはあくまでもクラシックのフォーマットの中にエレクトリックギターを取り入れるというスタイルだった。

そんな壮大な構想を実現してしまったのだから、やはりこれは偉業といっていいだろう。

その上、コンサートまで実現し、2001年6月17日渋谷オーチャードホールでの新日本フィルハーモニー交響楽団との共演は「エレクトリック・ギターとオーケストラのための協奏組曲 変ホ短調 コンチェルト・ライヴ・イン・ジャパン・ウィズ・新日本フィルハーモニー交響楽団」(2002年)として映像作品としてもリリースされている。

イングヴェイのおすすめのアルバム⑤~アルケミー

収録曲
1.ブリッツクリーグ(Blitzkrieg)
2.レオナルド(Leonardo)
3.プレイング・ウィズ・ファイアー(Playing With Fire)
4.スタンド(Stand(The))
5.ウィールド・マイ・スウォード(Wield My Sword)
6.ブルー(Blue)
7.リージョン・オブ・ザ・ダムド(Legion of the Damned)
8.ディーモン・ダンス(Deamon Dance(7,405,926))
9.ハンガー18、エリア51(Hangar18、Area51)
10.ヴードゥー・ナイツ(Voodoo Nights)
11.アサイラムⅠ-アサイラム(Asylum)
12.アサイラムⅡ-スカイ・ユーフォリア(Sky Euphoria)
13.アサイラムⅢ- クワンタム・リープ(Quantum Leap)
14. ゴッド・イズ・ゴッド(God Is God)

メンバー
ギター&ベース:イングヴェイ・マルムスティーン
ヴォーカル:マーク・ボールズ
キーボード:マッツ・オラウソン
ベース:バリー・ダナウェイ
ドラムス:ジョン・マカルーソ

1999年の発表。

オーケストラとの共演の後に、リリースされたとあって反動がきたのかと思うほどはじけているアルバムが、この「アルケミー(Alchemy)」だ。

「トリロジー」以来となるマーク・ボールズ復帰第1作だが、やはりイングヴェイの音楽にはきれいに伸びるハイトーンとの相性がいいように思える。

肝心の作風はというとジョー・リン・ターナーやマッツ・レヴィンと組んでいた頃のキャッチーさが後退して、よりヘヴィにアグレッシブな作風にシフトしたアルバムに仕上がっている。

それまでよりさらにテクニックその他の面で徹底的にギターを追い込んでいる。

それは、1の「ブリッツクリーグ(Blitzkrieg)」や11~13の「アサイラム(Asylum)」などのインストゥルメンタルで特に顕著で、まるで他のギタリストに「ここまでやれるのか!」と挑発しているようにも聞こえる。

そんなヘヴィ&アグレッシブな中にもイングヴェイならではのメロディと荘厳さは健在で、新しいイングヴェイのスタイルを提示した名盤と評価したい。

イングヴェイ・マルムスティーンのおすすめのアルバム~最高傑作

今回紹介してきたイングヴェイ・マルムスティーンのおすすめのアルバムはすべてが名盤であり傑作だと思うのだが、その中でも最高傑作はどのアルバムだろうか?

多くのアルバムから5作品に絞ってチョイスしただけに、率直に言ってどれもが最高傑作ともいえるのだが、それぞれタイプの違うアルバムとなっているのでタイプ別にさらに絞ってみようと思う。

まず、イングヴェイ・マルムスティーンといえば、ギター・オリエンテッドなインストゥルメンタルな曲が多いことでも知られるがそういった意味で最高傑作なのが、「ライジング・フォース」だ。

内容はもちろんのこと衝撃度という意味でも最高傑作にふさわしい。

そして、イングヴェイ・マルムスティーンといえば、やはりクラシックということで、この部門では「新世紀」が最高傑作なのは間違いないところだ。

最後は、歌ものというか通常のロック・アルバムの最高傑作だが、この部門は「セブンス・サイン」を最高傑作としたい。

疾走感のある曲からバラード、インストゥルメンタルまで非常にクオリティの高い楽曲がバランスよく収録されている。

まったくスキのない完璧なアルバムといっていいだろう。

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イングヴェイ・マルムスティーンのおすすめのアルバム~まとめ

今回は、イングヴェイ・マルムスティーンのおすすめのアルバムと最高傑作について見てきた。

ギター・プレイに関してはいつも素晴らしいイングヴェイ・マルムスティーンだが、そのギター・プレイが最大限に活きるのが楽曲の善し悪しにかかっているような気がする。

ここにあげた5枚のおすすめのアルバムは、どれもが名曲揃いのアルバムばかりだ。

今でもライブで演奏される曲が、この5枚のおすすめのアルバムからの曲が多いことからもそれは明らかだろう。

最高傑作はタイプ別に分けることができると思うが、リスナーがその時々の気分で聞きたいアルバムを選ぶのがおすすめだ。

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