マイケル・シェンカー・グループ「神話」の感想!コージー・パウエル参加!

マイケル・シェンカーとコージー・パウエルの唯一の共演が実現したスタジオ・アルバムとして思い出されるのが、このマイケル・シェンカー・グループ「神話」だ。

前作「神-帰ってきたフライング・アロウ」で復活を遂げたマイケル・シェンカーの充実ぶりを感じさせる名盤と思うが、久しぶりに振り返ってみたい。

今回は、コージー・パウエルが参加したマイケル・シェンカー・グループ「神話」の感想について語っていきたいと思う。

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マイケル・シェンカー・グループ「神話」

「神-帰ってきたフライング・アロウ」に続くマイケル・シェンカー・グループのセカンド・アルバムとなったのが、この「神話-M.S.G.」だ。

セッション・メンバーは起用せず、ヴォーカルのゲイリー・バーデン以外はメンバーも一新して固定したバンドを目指したアルバムだ。

「神-帰ってきたフライング・アロウ」同様に、今でもライブで演奏されている曲が数多く収録されており、「神-帰ってきたフライング・アロウ」と並ぶMSG初期の名盤といっていいだろう。

曲、ギター・プレイともに充実し切っていて、個人的にはマイケル・シェンカー第2の黄金期にあると思う。

マイケル・シェンカー・グループ「神話-M.S.G.」の収録曲とメンバーは、以下の通り。

「神話-M.S.G.」 マイケル・シェンカー・グループ

収録曲
1.レディ・トゥ・ロック(Are You Ready to Rock)
2.アタック・オブ・ザ・マッド・アクスマン(Attack of the Mad Axeman)
3.オン・アンド・オン(On and On)
4.スリーピング・ドッグス(Let Sleeping Dogs Lie)
5.アイ・ウォント・モア(But I Want More)
6.ネヴァー・トラスト・ア・ストレンジャー(Never Trust a Stranger)
7.ルッキング・フォー・ラヴ(Looking for Love)
8.セカンダリー・モーション(Secondary Motion)
以下、ボーナストラック
9.ネヴァー・トラスト・ア・ストレンジャー(Never Trust a Stranger)-ラフ・モニター・ミックス
10.ナチュラル・シング(Natural Thing)
11.フィールズ・ライク・ア・グッド・シング(Feels Like a Good Thing)
12.ルッキング・アウト・フロム・ノーホエア(Looking Out from Nowhere)
13.シュート・シュート(Shoot Shoot)
14.ドクター・ドクター(Doctor Doctor)
15.ライツ・アウト(Lights Out)

※Track10~15:ライヴ・アット・マンチェスター・アポロ(1980年9月30日)

メンバー
ギター:マイケル・シェンカー         
ヴォーカル:ゲイリー・バーデン
ドラムス:コージー・パウエル
ベース:クリス・グレン
キーボード&リズム・ギター:ポール・レイモンド

1981年の発表。

マイケル・シェンカー・グループ「神話」の感想

前作「神-帰ってきたフライング・アロウ」が疑うことのない超名盤ということもあって、なかなか難しい位置づけになるかもしれないが、「神話-M.S.G.」もマイケル・シェンカーらしい泣きのメロディが随所に散りばめられた名盤に仕上がっていると思う。

インパクトの大きさでは前作のほうが上回るが、メロディの良さでは勝るとも劣らない印象を受ける。

前作の成功を受けてのアルバム制作にはかなりのプレッシャーがあったと想像されるが、1曲1曲のクオリティは高い。

マイケル・シェンカー・グループ「神話-M.S.G.」の各曲の感想は、こんな感じ。

1. レディ・トゥ・ロック(Are You Ready to Rock)
オープニングを飾るのはノリのいい「レディ・トゥ・ロック(Are You Ready to Rock)」であるが、どちらかというとスタジオ・バージョンよりライブで合唱するのに向いている曲のように思う。
初来日公演ではアンコールで演奏された。

2. アタック・オブ・ザ・マッド・アクスマン(Attack of the Mad Axeman)
イントロのメロディと中間部とエンディングのギター・ソロはまさしくマイケル・シェンカーそのものといった感じで、今でもライブ前半で演奏され続けている。

3. オン・アンド・オン(On and On)
マイケル・シェンカー・グループの代表曲で、ギターとともにキーボードも印象的な名曲。
エンディングのギター・ソロはマイケル節全開で泣かせてくれる。

4. スリーピング・ドッグス(Let Sleeping Dogs Lie)
名曲「オン・アンド・オン(On and On)」の次に収録されているせいもあってか、印象に残りにくいかもしれないがライブでも結構、演奏されている。

5. アイ・ウォント・モア(But I Want More)
これも「スリーピング・ドッグス(Let Sleeping Dogs Lie)」同様、あまり目立たないが、曲の展開といいマイケル・シェンカーのギター・ソロともに、かなりいい曲だと思う。
初来日公演でも演奏されたが、アルバムのリリース前だったため観客の反応も戸惑うような感じだった。

6. ネヴァー・トラスト・ア・ストレンジャー(Never Trust a Stranger)
キーボードとリズム・ギターで参加のポール・レイモンド作曲のバラードで、歌メロも最高。
マイケル・シェンカーのギター・ソロはドラマティックで、曲をさらに盛り立てている。

7. ルッキング・フォー・ラヴ(Looking for Love)
「神話-M.S.G.」の中でも屈指の名曲で、ライブで演奏されることが少ないのが、何とも残念なのがこの「ルッキング・フォー・ラヴ(Looking for Love)」だ。
「オン・アンド・オン(On and On)」同様に、エンディングのギター・ソロはマイケル節全開!

8. セカンダリー・モーション(Secondary Motion)
あまり目立たない曲だが、いかにもマイケル・シェンカーといった雰囲気が漂う「セカンダリー・モーション(Secondary Motion)」だ。
ラストを飾るにしては少々地味な印象が残ってしまう。

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マイケル・シェンカー・グループ「神話」~コージー・パウエル参加

このマイケル・シェンカー・グループ「神話-M.S.G.」の聞き所というか、ひとつのハイライトともいうべきポイントがコージー・パウエルの参加だろう。

当時、「モンスターズ・オブ・ロック1980」を最後にレインボーを脱退したコージー・パウエルだったが、その後どうするのかは大きな関心事であった。

結局、マイケル・シェンカー・グループへの加入が決まり、「神話-M.S.G.」での共演が実現したのだが、コージー・パウエルの出来としては決して納得できるものではないのが残念なところだ。

コージー・パウエルといえば、その豪快なドラミングと聞けば一発でわかるサウンドが特徴だが、その長所が生かされてているとはとても思えない。

マイケル・シェンカーの初来日公演を収録した「飛翔伝説」MSG武道館ライブと比較すれば明らかで、高熱を出して体調不良だったにもかかわらず、プレイはコージー・パウエルそのものだ。

マイケル・シェンカーとコージー・パウエルの共演はスタジオ・アルバムではこの「神話-M.S.G.」1枚限りとなったわけだが、コージー・パウエルの個性がバンドに生かし切れなかったのは痛恨の極みだ。

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マイケル・シェンカー・グループ「神話」の感想~まとめ

今回は、コージー・パウエルが参加したマイケル・シェンカー・グループ「神話」の感想について語ってきた。

超名盤「神-帰ってきたフライング・アロウ」に続いて「神話」はマイケル・シェンカーらしい泣きのメロディが随所に散りばめられた名盤で、マイケル・シェンカー第2の黄金期にあるといっていいだろう。

マイケル・シェンカーとコージー・パウエルの共演が実現した唯一のスタジオ・アルバムだが、コージー・パウエルの個性が生かされていないのが非常に残念。

「神話」は、マイケル・シェンカーらしい泣きのメロディが展開されているという意味では1,2を争う名盤だと思う。

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