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ホワイトスネイク「フレッシュ・アンド・ブラッド」の感想!新曲最高

ホワイトスネイクが2019年5月、待望のニュー・アルバム「フレッシュ・アンド・ブラッド」をリリースした。

オリジナル・スタジオ・アルバムとしては2011年発表の「フォーエヴァーモア」以来、実に8年ぶりとなるわけだが、はたして出来映えはどうだったのだろうか?

現在のメンバーとは2015年発表の「ザ・パープル・アルバム」があるが、新曲としては初めてのアルバムだけに注目が集まっている。

今回は、全曲新曲書き下ろしのホワイトスネイク「フレッシュ・アンド・ブラッド」の感想を綴ってみた。

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ホワイトスネイク「フレッシュ・アンド・ブラッド」

ホワイトスネイクのニュー・アルバム「フレッシュ・アンド・ブラッド」の収録曲は通常盤で全13曲収録で、すべてオリジナルの新たに書き下ろされた新曲ばかりである。

直近のスタジオ・アルバムとの最も大きい違いがメンバーの違いで、作曲パートナーでギタリストでもあったダグ・アルドリッチが脱退し、新たにジョエル・ホークストラが加入したことである。

デイヴィッド・カヴァーデイルの右腕でもあったダグ・アルドリッチの脱退がホワイトスネイクにどのような影響を与えるのかに興味を持って発売を待った。

ホワイトスネイク「フレッシュ・アンド・ブラッド」の収録曲とメンバーは、以下の通り。

「フレッシュ・アンド・ブラッド」 ホワイトスネイク

収録曲
1.グッド・トゥ・シー・ユー・アゲイン(Good To See You Again)
2.ゴナ・ビー・オールライト(Gonna Be Alright)
3.シャット・アップ・アンド・キス・ミー(Shut Up & Kiss Me)
4.ヘイ・ユー(ユー・メイク・ミー・ロック) (Hey You(You Make Me Rock))
5.オールウェイズ・アンド・フォーエヴァー(Always & Forever)
6.ホエン・アイ・シンク・オブ・ユー(カラー・ミー・ブルー)(When I Think Of You(Color Me Blue))
7.トラブル・イズ・ユア・ミドル・ネーム(Trouble Is Your Middle Name)
8.フレッシュ・アンド・ブラッド(Flesh & Blood)
9.ウェル・アイ・ネヴァー(Well I Never)
10.ハート・オブ・ストーン(Heart Of Stone)
11.ゲット・アップ(Get Up)
12.アフター・オール(After All)
13.サンズ・オブ・タイム(Sands Of Time)

メンバー
デヴィッド・カヴァーデイル(ヴォーカル)
レブ・ビーチ(ギター)
ジョエル・ホークストラ(ギター)
マイケル・デヴィン(ベース)
トミー・アルドリッジ(ドラムス)
ミケーレ・ルッピ(キーボード)

2019年5月の発表。

ホワイトスネイク「フレッシュ・アンド・ブラッド」の感想

「フレッシュ・アンド・ブラッド」を一聴しての感想は、ニュー・アルバムはホワイトスネイク本来のグルーヴや持ち味が蘇ったということだった。

書き下ろした新曲がとにかく最高なのだ。

1987年のホワイトスネイクの最高傑作の誉れ高い「サーペンス・アルバス(白蛇の紋章)」以来の名盤といっていいのではないだろうか。

「サーペンス・アルバス(白蛇の紋章)」の記事も合わせてどうぞ!
☞ ホワイトスネイク1987年の名盤「サーペンス・アルバス」 白蛇の紋章

ダグ・アルドリッチ時代も悪くはないのだが、楽曲のクオリティがいまひとつという印象だったので、ダグには悪いがメンバー・チェンジが功を奏したという見方もできるかもしれない。

レブ・ビーチとジョエル・ホークストラという2人のギタリストとのソングライティングとなった。

素材自体はデヴィッド・カヴァーデイルからのアイディアが多いというが、実はこの点が「フレッシュ・アンド・ブラッド」の充実につながったのではないだろうか。

今まではギタリストのアイディアも多かったと思うが、今回はデヴィッド・カヴァーデイルからのアイディアをもとに2人のギタリストが自分のアイディアを加えていくという手法だ。

これならデヴィッド・カヴァーデイル色が必然的に強くなり、楽曲のクオリティの高さにつながったのではないかと思う。

そして「ザ・パープル・アルバム」を挟んで長い時間をかけてメンバー間のコンビネーションが固まったことも無視できない。

デイヴィッド・カヴァーデイルの持ち味を生かした新曲

そして、もうひとつ見逃せないのがデヴィッド・カヴァーデイルの充実ぶりだ。

もう67歳となりハイトーンには衰えを隠せないが、これがむしろいい方向に出たように思う。

デヴィッド・カヴァーデイルといえば、あの中低域のなんともいえぬトーンが持ち味で、リッチー・ブラックモアもそこが気に入っていたのは有名な話だが、新曲ではデヴィッド・カヴァーデイルの持ち味が存分に生かされている。

ホワイトスネイク初期~中期のヴォイスがよみがえっていて、67歳にして原点回帰することで再び充実期に入っているとさえ思わせるような歌いっぷりだ。

現在のメンバーとの相性も良さも垣間見え、早くも次作への期待も高まってくる。

そして、このメンバーでの来日公演も2019年10月下旬に決定している。

ニュー・アルバム「フレッシュ・アンド・ブラッド」の充実ぶりを見ると近年にない素晴らしいライヴが見られるのではないだろうか?

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☞ ホワイトスネイク振替来日公演2020の日程と会場は?払い戻しも!

ホワイトスネイク「フレッシュ・アンド・ブラッド」の感想~まとめ

今回は、全曲新曲書き下ろしのホワイトスネイク「フレッシュ・アンド・ブラッド」の感想を綴ってみた。

ダグ・アルドリッチがホワイトスネイクを去り、新たなメンバーとの全曲新曲書き下ろしのホワイトスネイク「フレッシュ・アンド・ブラッド」は期待を上回る素晴らしい出来で、「サーペンス・アルバス(白蛇の紋章)」以来の名盤といえる。

デヴィッド・カヴァーデイルの充実ぶりも素晴らしく、持ち味である中低域のトーンを生かした新曲は最高だ。

2019年10月下旬に決まった来日公演も大いに期待できそうだ。
⇒追記:2019年10月に予定されていた来日公演は、2020年3月に延期、さらには残念ながら中止となった。

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