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ホワイトスネイクの名曲ランキング!有名曲でたどる初期からの進化

ブルース&ソウルをベースとする音楽性からスタートしたホワイトスネイクだが、時代の流れとともにゴージャスなヘヴィ・ブルース・バンドへと変貌を遂げていったのはご存知の通り。

有名曲は80年代のヘヴィ・ブルース・バンド以降が多いが、初期の名曲も忘れてはいけない。

初期からの名曲を聞いてみればホワイトスネイクというバンドの進化の過程がわかるはずだ。

そこで今回は、初期からの進化を有名曲でたどるホワイトスネイクの名曲ランキングを見ていきたいと思う。

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ホワイトスネイクの名曲ランキング

ホワイトスネイクというと、1987年にリリースしたモンスター・アルバム「白蛇の紋章〜サーペンス・アルバス(Whitesnake)」を思い起こす方は多いだろう。

名曲もやはりこのアルバムに多く、ライブでもかなりの比重を占めている。

クオリティの高さもさることながらゴージャスできらびやかなサウンドも貢献していて、ホワイトスネイクのひとつの完成形であったことは間違いないところだろう。

しかし、ホワイトスネイクの音楽性においては、当初はシンプルなブルース&ソウルをベースにしたバンドであり、派手さはあまり感じられなかった。

有名曲をたどっていけば、ホワイトスネイクの初期からの進化が感じられるはずだ。

ホワイトスネイクの名曲ランキング①~ヒア・アイ・ゴー・アゲイン(Here I Go Again)

「ヒア・アイ・ゴー・アゲイン(Here I Go Again)」は、「セインツ・アンド・シナーズ(Saints & Sinners)」(1982年発表)に初収録された名曲で、「白蛇の紋章〜サーペンス・アルバス(Whitesnake)」(1987年発表)でリレコーディングされている。

ホワイトスネイクの名曲というだけでなく数あるパワー・バラードの中でも屈指の名曲だ。

いろいろなバージョンがあって渋いオリジナル・バージョンの味わいもいいが、個人的にはエイドリアン・ヴァンデンバーグがギター・ソロを弾いた1987年のアルバム・バージョンがより洗練されていていい。

ホワイトスネイクの名曲ランキング②~スティル・オブ・ザ・ナイト(Still of the Night)

「スティル・オブ・ザ・ナイト(Still of the Night)」は、ヘヴィでゴージャスに脱皮を遂げたホワイトスネイクを象徴する名曲で、「白蛇の紋章〜サーペンス・アルバス(Whitesnake)」(1987年発表)に収録されている。

ジョン・サイクスによってよりヘヴィなブルース・バンドに進化を遂げたホワイトスネイクの姿がよくわかる名曲でイントロ~バッキングまでとにかくヘヴィでカッコいい。

中間部はレッド・ツェッペリンを彷彿とさせるが、ドラマティックな展開が素晴らしい。

ライブではたいていアンコールのラスト、すなわち締めの曲として演奏されている。

ホワイトスネイクの名曲ランキング③~フール・フォー・ユア・ラヴィング(Fool for Your Loving)

「フール・フォー・ユア・ラヴィング(Fool for Your Loving)」は、「フール・フォー・ユア・ラヴィング(Ready an’ Willing)」(1980年発表)に初収録された名曲で、「スリップ・オブ・ザ・タング(Slip of the Tongue)」(1989年発表)でリレコーディングされている。

初期のホワイトスネイクを代表する名曲で、デイヴィッド・カヴァーデイルの長所である中低音もいい。

どちらかというとスティーブ・ヴァイが弾いたブルース色が薄れた再録バージョンよりオリジナル・バージョンの方が評判がいいようだが、筆者の好みもどちらかといえばオリジナル・バージョン。

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ホワイトスネイクの名曲ランキング④~クライング・イン・ザ・レイン(Crying in the Rain)

「クライング・イン・ザ・レイン(Crying in the Rain)」は、「セインツ・アンド・シナーズ(Saints & Sinners)」(1982年発表)に初収録された名曲で、「白蛇の紋章〜サーペンス・アルバス(Whitesnake)」(1987年発表)でリレコーディングされている。

ジョン・サイクス圧巻のギター・プレイとデイヴィッド・カヴァーデイルのヴォーカルの魅力がこれほど高次元で爆発した曲もないのではないかと思える名曲で、とにかく完璧。

好みの問題もあると思うが、オリジナル・バージョンより1987年のバージョンがよりヘヴィで濃厚なのがいい。

ホワイトスネイクの名曲ランキング⑤~ザ・シャドー・オブ・ザ・ブルース(Walking in the Shadow of the Blues)

「ザ・シャドー・オブ・ザ・ブルース(Walking in the Shadow of the Blues)」は、初期ホワイトスネイクの名曲で、「ラヴハンター(Lovehunter)」(1979年発表)に収録されている。

初期ホワイトスネイクのブルージーでソウルフルな魅力が遺憾なく発揮されていて、ライブのオープニングにもピッタリ。

個人的にはデイヴィッド・カヴァーデイルのヴォーカルとともにライブでのアクションも印象的な名曲だが、ヘヴィ&ゴージャスなホワイトスネイクに変貌してからはライブで演奏される機会がほとんどなくなったのが残念だ。

ホワイトスネイクの名曲ランキング⑥~ラヴ・エイント・ノー・ストレンジャー(Love Ain’t No Stranger)

「ラヴ・エイント・ノー・ストレンジャー(Love Ain’t No Stranger)」は、程よくポップでキャッチーな名曲で、「スライド・イット・イン(Slide It In)」(1984年発表)に収録されている。

イントロのキーボード~ギターのアルペジオ~哀愁のある渋いヴォーカルとホワイトスネイクの魅力が凝縮された名曲で、ライブでも定番。

「白蛇の紋章〜サーペンス・アルバス(Whitesnake)」の名曲がゴージャスなだけにあまり目立たないかもしれないが、決して見逃してはいけない名曲だと思う。

ホワイトスネイクの名曲ランキング⑦~バッド・ボーイズ(Bad Boys)

「バッド・ボーイズ(Bad Boys)」は、疾走感あふれる名曲で、「白蛇の紋章〜サーペンス・アルバス(Whitesnake)」(1987年発表)に収録されている。

最高傑作の誉れ高い「白蛇の紋章〜サーペンス・アルバス(Whitesnake)」の楽曲の中でも激しさでは一番なのが、この「バッド・ボーイズ(Bad Boys)」で、ホワイトスネイクの歴史上、これだけ突き抜けた曲も珍しいのではないだろうか。

デイヴィッド・カヴァーデイルのシャウトも印象的だが、最大の聞きどころはやはりジョン・サイクスのギター全般だろう。

ホワイトスネイクの名曲ランキング⑧~ドント・ブレイク・マイ・ハート・アゲイン(Don’t Break My Heart Again)

「ドント・ブレイク・マイ・ハート・アゲイン(Don’t Break My Heart Again)」は、”ドンブレ”とも呼ばれて親しまれてきた名曲で、「カム・アンド・ゲット・イット(Come an’ Get It)」(1981年発表)に収録されている。

初期のブルージーなホワイトスネイクの魅力が存分に味わえる名曲で、ギターのバッキングも印象的だ。

古いファンには懐かしさがこみ上げてくると思うが、ライブで演奏されなくなったのが寂しい限り。

ホワイトスネイクの名曲ランキング⑨~ギヴ・ミー・オール・ユア・ラヴ(Give Me All Your Love)

「ギヴ・ミー・オール・ユア・ラヴ(Give Me All Your Love)」は、ダイナミックでシャッフルなビートが心地いい名曲で、「白蛇の紋章〜サーペンス・アルバス(Whitesnake)」(1987年発表)に収録されている。

ミディアム・テンポで「白蛇の紋章〜サーペンス・アルバス(Whitesnake)」の中ではシンプルな分、地味目な曲に感じるかもしれないが、キャッチーで覚えやすく完成度は高い。

ライブでは大合唱になるし、スタジオ・バージョンよりライブ向けの名曲だと思う。

ホワイトスネイクの名曲ランキング⑩~ウィー・ウィッシュ・ユー・ウェル(We Wish You Well)

「ウィー・ウィッシュ・ユー・ウェル(We Wish You Well)」は、ホワイトスネイク初期のバラードの名曲で、「ラヴハンター(Lovehunter)」(1979年発表)に収録されている。

同じバラードでも「ヒア・アイ・ゴー・アゲイン(Here I Go Again)」とはまったくタイプの異なるバラードだが、非常に感動的な名曲だと思う。

わずか1分半ばかりの曲だが、ライブではすべての演奏が終わった後、客電が点いてファンが会場を後にする時に流れる。

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ホワイトスネイクの名曲ランキング~まとめ

今回は、初期からの進化を有名曲でたどるホワイトスネイクの名曲ランキングを見てきた。

名曲ランキングにあげた曲の半分ほどは「白蛇の紋章〜サーペンス・アルバス(Whitesnake)」からのものになってしまったが、それは仕方がない。

ライブのセットリストを見てもわかる通り、ホワイトスネイクのアルバムの中で「白蛇の紋章〜サーペンス・アルバス(Whitesnake)」は別格であるからだ。

しかし、それを踏まえた上で初期の名曲を聞けば、ホワイトスネイクというバンドの進化の過程が実にわかりやすいと思う。

この先、ホワイトスネイクがどういう変化をしていくかはわからないが、また新たな名曲の誕生を期待したい。

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