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オッター&コステロ「フォー・ザ・スターズ」の感想!おすすめの名盤

なんとなく聞いていたごちゃ混ぜのCDの中のある1曲がとても気に入ってしまい、そのアーティストのフル・アルバムを聞くことになった。

だれが歌っているのか判明するまで時間がかかって苦労したが、まさかエルヴィス・コステロが関わっているとは⁈

そして歌っている女性シンガーはアンネ・ソフィー・フォン・オッターというスウェーデンの方だが、まさかクラシックのメゾソプラノ歌手だったとは⁈

これも驚きだった。

この2人がコラボしてつくったアルバムがこの「フォー・ザ・スターズ(For the Stars)」だ。

今回は、オッター&コステロのおすすめの名盤「フォー・ザ・スターズ(For the Stars)」の感想を綴ってみたいと思う。

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オッター&コステロのおすすめの名盤「フォー・ザ・スターズ」

共演のきっかけは、アンネ・ソフィー・フォン・オッターのファンであるエルヴィス・コステロがオッターのコンサートの際に楽屋を訪れてコラボを申し出たことらしいが、まったくもって異色の組み合わせである。

フレディ・マーキュリーがモンセラート・カバリエと「バルセロナ」を制作したケースが重なるが、フレディがオペラ・ファンでそれ風の曲が多かったのに対して、「フォー・ザ・スターズ(For the Stars)」はポップスやジャズまで幅広く網羅した内容となっている。

オッター&コステロのおすすめの名盤「フォー・ザ・スターズ(For the Stars)」の収録曲は、以下の通り。

「フォー・ザ・スターズ(For the Stars)」 アンネ・ソフィ・フォン・オッター&エルヴィス・コステロ

収録曲
1.ノー・ワンダー(No Wonder)
2.ベイビー・プレイズ・アラウンド(Baby Plays Around)
3.ゴー・リーヴ(Go Leave)
4.ロープ(Rope)
5.ドント・トーク (プット・ユア・ヘッド・オン・マイ・ショルダー)(Don’t Talk(Put Your Head On My Shoulder))
6.ブロークン・バイスクルス/ジャンク(Broken Bicycles/Junk)
7.ジ・アザー・ウーマン(The Other Woman)
8.ライク・アン・エンジェル・パッシング・スルー・マイ・ルーム(Like An Angel Passing Through My Room)
9.グリーン・ソング(Green Song)
10.エイプリル・アフター・オール(April After All)
11.ユー・スティル・ビリーヴ・イン・ミー(You Still Believe In Me)
12.アイ・ウォント・トゥー・ヴァニシュ(I Want To Vanish)
13.フォー・ノー・ワン(For No One)
14.シェームド・イントゥー・ラヴ(Shamed Into Love)
15.ジャスト・ア・クリオ(Just A Curio)
16.ジス・ハウス・イズ・エンプティ・ナウ(This House Is Empty Now)
17.テイク・イット・ウィズ・ミー(Take It With Me)
18.フォー・ザ・スターズ(For The Stars)
19.ユー・ゴー・トゥー・マイ・ヘッド(You Go To My Head)(日本盤ボーナス・トラック)

ヴォーカル
エルヴィス・コステロ
アンネ・ソフィー・フォン・オッター

2001年の発表。

オッター&コステロ「フォー・ザ・スターズ」の感想

オッター&コステロの「フォー・ザ・スターズ(For the Stars)」では、コステロの書き下ろしの曲からスタンダードなどのカバー・ソングまで実に多彩な選曲となっている。

2人とも実に懐が深く、バックグラウンドも広いのだろう。

ジャンルが違っても聞き手に違和感を持たせることなく、実に自然に音楽が流れていく。

そんな印象をまず受けた。

そして曲数も多いが、実に多彩で秀逸だ。

6曲目の「ジ・アザー・ウーマン(The Other Woman)」がごちゃ混ぜのCDの中に収録されていた1曲だが、夜中にワイングラスを傾けながら聞くのがピッタリの雰囲気抜群な1曲である。

他にも筆者は「ノー・ワンダー(No Wonder)」「ジ・アザー・ウーマン(The Other Woman)」「フォー・ザ・スターズ(For The Stars)」あたりが特に気に入った。

ジャンルの違うシンガーが作ったアルバムとは思えない名盤に仕上がっているといっていいだろう。

オッター&コステロ「フォー・ザ・スターズ」の感想~まとめ

今回は、オッター&コステロのおすすめの名盤「フォー・ザ・スターズ(For the Stars)」の感想を綴ってみた。

きっかけは、どこに転がっているかわからないものだ。

もらったCDやラジオで何気なく聞いた曲など、こういうのがきっかけになったケースは多々ある。

今回の「ジ・アザー・ウーマン(The Other Woman)」もそんな1曲だが、あまりジャンルにこだわらなくなったからアンテナに引っかかったともいえる。

共演している2人もジャンルを越えてのものだけに心のアンテナは受信環境を良くしておいたほうが、音楽的にいい出会いがあるようだ。

秋の夜長、一杯飲みながら聞くのにおすすめの1枚だ。

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