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レインボーのおすすめアルバムベスト3!ボーカルで変わる音楽性!

レインボーに駄作なしとはよくいわれることだが、その音楽性はボーカルがだれかによって大きく異なってきた。

筆者もロックを聞き始めた頃は、初期と後期であまりに違ったので間違えて違うバンドのアルバムを買ってしまったと思ったほどだ。

レインボーというバンドをあまりよく知らない方にとっては、それぞれの音楽性でのおすすめアルバムがわかれば便利なのではないだろうか?

今回は、ボーカルでその音楽性を変えていったレインボーのおすすめアルバムベスト3を見ていきたいと思う。

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レインボーのおすすめアルバムベスト3

レインボーには再結成を除くと、ロニー・ジェームズ・ディオ、グラハム・ボネット、ジョー・リン・ターナーという3人のボーカルが在籍していた。

3人のボーカルはすべて優秀であるが個性がまったく異なるため、レインボーはボーカルごとに大きく音楽性を変えていくことになった。

特にロニー・ジェームズ・ディオ時代とジョー・リン・ターナー時代とは、何の情報もなしに音だけ聞かされたら違うバンドだと思われても仕方がないというぐらいに違う。

そこで、今回のレインボーのおすすめアルバムベスト3は、ロニー・ジェームズ・ディオ、グラハム・ボネット、ジョー・リン・ターナー在籍時のアルバムから1枚ずつを選ぶことにした。(ライブ・アルバムは除く)

レインボーのおすすめアルバム①~ライジング(虹を翔ける覇者)

ロニー・ジェームズ・ディオ時代からのおすすめアルバムは、レインボーの2ndアルバム「ライジング(虹を翔ける覇者)」

今回、紹介するおすすめアルバムの中では最もヘヴィでラウドなアルバムで、一般的にレインボーの最高傑作とされているアルバムだ。

リッチー・ブラックモアとロニー・ジェームズ・ディオの中世趣味が花開いたともいえる音楽性で、そこにコージー・パウエルのドラミングが加わったことで唯一無二の名盤に仕上がっている。

5曲目の「スターゲイザー(Stargazer)」~6曲目の「ア・ライト・イン・ザ・ブラック(A Light in the Black)」への流れは、このアルバムの最大の聞きどころで、その様式美はだれにも真似できないといっていいだろう。

筆者の人生を変えた忘れることのできないアルバムでもある。

これぞハード・ロックという激しい音楽が好きな方におすすめしたいアルバム。

収録曲
1.タロット・ウーマン(Tarot Woman)
2.ラン・ウィズ・ザ・ウルフ(Run with the Wolf)
3.スターストラック(Starstruck)
4.ドゥ・ユー・クローズ・ユア・アイズ(Do You Close Your Eyes)
5.スターゲイザー(Stargazer)
6.ア・ライト・イン・ザ・ブラック(A Light in the Black)

メンバー
ギター:リッチー・ブラックモア
ヴォーカル:ロニー・ジェームズ・ディオ
ドラムス:コージー・パウエル
キーボード:トニー・カレイ
ベース:ジミー・ベイン

1976年の発表。

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レインボーのおすすめアルバム②~ストリート・オブ・ドリームス

ジョー・リン・ターナー時代からのおすすめアルバムは、レインボーの7thアルバム「ストリート・オブ・ドリームス(BENT OUT OF SHAPE)」

最初はボンヤリした印象を抱くかもしれないが、何回か聞き込むうちにジワジワとその良さが感じられるようになるアルバムのはずだ。

上述のロニー・ジェームズ・ディオ時代の「ライジング(虹を翔ける覇者)」がストレートにガツンとくるのに対して何から何まで対極にあるような名盤だ。

2曲目の「キャント・レット・ユー・ゴー(Can’t Let You Go)」と7曲目の「ストリート・オブ・ドリームス(Street of Dreams)」は、ジョー・リン・ターナーの神懸ったボーカルのうまさが際立っている。

ポップスやソウルなどのボーカルものや、味のあるロックが好きな方におすすめしたいアルバム。

収録曲
1. ストランデッド(Stranded)
2. キャント・レット・ユー・ゴー(Can’t Let You Go)
3. フール・フォー・ザ・ナイト(Fool for the Night)
4. ファイヤー・ダンス(Fire Dance)
5. エニバディ・ゼア(Anybody There)
6. デスペレート・ハート(Desperate Heart)
7. ストリート・オブ・ドリームス(Street of Dreams)
8. ドリンキング・ウィズ・ザ・デヴィル(Drinking With the Devil)
9. スノーマン(Snowman)
10. メイク・ユア・ムーヴ(Make Your Move)

メンバー
ギター:リッチー・ブラックモア
ヴォーカル:ジョー・リン・ターナー
ベース:ロジャー・グローヴァー
キーボード:デイヴ・ローゼンタール
ドラムス:チャック・バーギ

1983年の発表。

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レインボーのおすすめアルバム③~ダウン・トゥ・アース

グラハム・ボネット時代からのおすすめアルバムは、レインボーの4thアルバム「ダウン・トゥ・アース(DOWN TO EARTH)」

ロニー・ジェームズ・ディオとジョー・リン・ターナーの間でグラハム・ボネット参加のアルバムは、この「ダウン・トゥ・アース(DOWN TO EARTH)」のみだが、音楽性から歌詞までそれまでのレインボーとは180度、方針転換した問題作だが、今となっては名盤との評価が多い。

それまでの大作志向からコンパクトでポップな楽曲中心となり、グラハム・ボネットのストレートなハイトーン・ボーカルがそれまでのレインボーのイメージを一新することに成功した。

レインボー史上、最もわかりやすいアルバムだと思うので、ストレートなハード・ロックを聞きたい方におすすめしたいアルバム。

収録曲
1.オール・ナイト・ロング(All Night Long)
2.アイズ・オブ・ザ・ワールド(Eyes Of The World)
3.ノー・タイム・トゥ・ルーズ(No Time To Lose)
4.メイキン・ラヴ(Makin’ Love)
5.シンス・ユー・ビーン・ゴーン(Since You Been Gone)
6.ラヴズ・ノー・フレンド(Love’s No Friend)
7.デンジャー・ゾーン(Danger Zone)
8.ロスト・イン・ハリウッド(Lost In Hollywood)

メンバー
ギター:リッチー・ブラックモア               
ヴォーカル:グラハム・ボネット               
ベース:ロジャー・・グローバー               
キーボード:ドン・エイリー                  
ドラムス:コージー・パウエル

1980年の発表。

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レインボーのおすすめのベスト・アルバム

レインボーはスタジオ・アルバムの他にも多くのベスト・アルバムをリリースしてきている。

1度にレインボーの歴史を辿れるという意味では、ベスト・アルバム以上の便利なものはないだろう。

しかし、このベスト・アルバムもかなりのあるだけにどれを選んでいいのか悩む方も多いはずだ。

そこで、筆者がおすすめしたいのが、「虹をつかもう~レインボー・アンソロジー~」だ。

CD2枚組だが、レインボーの代表曲がバランスよく網羅されていて、申し分ない選曲になっている。

手軽に3人のボーカルを1度に聞きたい方におすすめしたいベスト・アルバムだ。

「虹をつかもう~レインボー・アンソロジー~」 レインボー

収録曲
CD1
1.銀嶺の覇者(Man on the Silver Mountain)
2.16世紀のグリーンスリーヴス(Sixteenth Century Greensleeves)
3.虹をつかもう(Catch the Rainbow)
4.タロット・ウーマン(Tarot Woman)
5.スターストラック(Starstruck)
6.スターゲイザー(Stargazer)
7.ア・ライト・イン・ザ・ブラック(A Light in the Black)
8.ミストリーテッド(Mistreated)(ライヴ)
9.ロング・リヴ・ロックン・ロール(Long Live Rock ‘n’ Roll)
10.バビロンの城門(Gates of Babylon)
11.キル・ザ・キング(Kill the King)
12.レインボー・アイズ(Rainbow Eyes)

CD2
1.アイズ・オブ・ザ・ワールド(Eyes Of The World)
2.シンス・ユー・ビーン・ゴーン(Since You Been Gone)
3.オール・ナイト・ロング(All Night Long)
4.ワイス・ハイム(Weiss Heim)
5.アイ・サレンダー(I Surrender)
6.スポットライト・キッド(Spotlight Kid)
7.キャント・ハプン・ヒア(Can’t Happen Here)
8.ジェラス・ラヴァー(Jealous Lover)
9.デス・アリー・ドライバー(Death Alley Driver)
10.ストーン・コールド(Stone Cold)
11.テアリン・アウト・マイ・ハート(Tearin’ Out My Heart)
12.パワー(Power)
13.キャント・レット・ユー・ゴー(Can’t Let You Go)
14.デスペレート・ハート(Desperate Heart)
15.ストリート・オブ・ドリームス(Street of Dreams)
16.治療不可(Difficult To Cure)(ライヴ・アット・武道館)

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レインボーのおすすめアルバム~まとめ

今回は、ボーカルでその音楽性を変えていったレインボーのおすすめアルバムベスト3を見てきた。

レインボーのおすすめアルバムベスト3は、

ロニー・ジェームズ・ディオ時代 ⇒「ライジング(虹を翔ける覇者)」

グラハム・ボネット時代 ⇒「ダウン・トゥ・アース(DOWN TO EARTH)」

ジョー・リン・ターナー時代 ⇒「ストリート・オブ・ドリームス(BENT OUT OF SHAPE)」

で、3人のボーカルで音楽性の違いを楽しんでほしい。

また、手軽に3人のボーカルを1度に聞きたい方にはベスト・アルバム「虹をつかもう~レインボー・アンソロジー~」がおすすめだ。

そして、”レインボーに駄作なし”の言葉通り、他のどのアルバムを聞いてもハズレはないからぜひすべてのアルバムを制覇していだだきたい。

決して後悔はしないはずだ。

コメント

  1. Yozecki chilaten より:

    私の一番気にいったボーカリストはグラハム ボネットです。この偽らざる気持ちは今でも変わりません。ロニーはリッチーとコージと三人でレインボーの歴史を創りました。思えばあのラインナップがレインボーの歴史に幕を下ろしたのかもしれません。それでもなぜグラハムのボーカルが好きかと言えば彼のボーカルサウンドが聞きやすかったこととレインボーのサウンドがよりストレートになったからだと思います。それとリッチーコージーグラハムの時代が余りにも短かかったかもしれません。初めてこのメンバーの歌を聞いたのは1979年の12月、あの小林克也さんのラジオ番組でした。曲はラス バラードのsince youve been goneでした。しびれましたね、その時は。ロニーのカヴァーデルばりのボーカルよりもスッキリしたストレートな音には心地よいものがありました。そのラインナップも翌年のモンスタズーオブロックフェスティバルで終わりを迎えてしまったのです。
    あっという間のレインボーでした。しかしもしグラハムが次のアルバムまで在籍していたらレインボーの歴史は変わっていたかもしれません。リッチーは明きらかにグラハムのボーカルを認めていました。おしい、なぜグラハムは去ったのか?レインボー復活の機会は失われたと思います。次のアルバム以降は別のバンドだと感じます。レインボーサウンドはアルバム順に変化を遂げ最後にはインストウルナンバーになっていきました。そこにはもはや過去のレインボーは存在せずあるのはリッチーと仲間たちというところでしょうか。ジョーリンターナーは一生懸命唄いました。その努力は買います。でもサウンドはレインボーらしくはありませんでした。ドラムスはボビーロンデネィリ、チャック バギーへと代わり何か一定しない感じでした。そういえばキーボードはシンディーローパのバンドにいた作曲、編曲のできる方だったそうですがそういうラインナップは当時のレインボーとリッチーのバンドに対する考え方を象徴していると思います。もうリッチーは別のことを考えていたのかもしれません。ベースは最後までグローバーでした。?あのレインボーは私にとって80年代に終わっていました。それは30年も経ってから気ずきました。レインボーは今現在私にとって思い出となり青春の一部となったのです。またいつか会える日を、さよくならレインボー

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