ディープ・パープル「ライブ・イン・ジャパン」の感想!究極のライブ盤

数あるロックのライブ・アルバムの中でも最高峰と言われているのがこのディープ・パープル「ライブ・イン・ジャパン」である。

その耀きは40年以上経過した今も全く色あせることなく、世界のロック・ファンを魅了し続けている。

いったいこのライブ盤の何がそこまでリスナーを惹きつけるのか、どんな魅力があるのだろうか?

今回は、究極のライブ盤ともいうべき、このディープ・パープル「ライブ・イン・ジャパン」の感想を綴ってみたいと思う。

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ディープ・パープル「ライブ・イン・ジャパン」

ディープ・パープル「ライブ・イン・ジャパン」は、1972年8月、ついに待望の初来日を果たしたディープ・パープルのステージを捉えたライブ盤だ。

黄金期といわれる第2期の絶頂期だけに、スキのない演奏とハイテンションなグルーヴはハード・ロックのライブの理想形といっていいだろう。

録音は日本公演3日間すべておこなわれたが、そこからベスト・テイクを選んで収録している。

ディープ・パープル「ライブ・イン・ジャパン」の収録曲とメンバーは、以下の通り。

「ライブ・イン・ジャパン」 ディープ・パープル

収録曲
1.ハィウェイ・スター(Highway Star)

2.チャイルド・イン・タイム(Child in Time)
3.スモーク・オン・ザ・ウォーター(Smoke on the Water)
4.ミュール(The Mule)~ドラム・ソロ(Drum Solo)
5.ストレンジ・ウーマン(Strange Kind of Woman)
6.レイジー(Lazy)
7.スペース・トラッキン(Space Truckin)

メンバー
ギター:リッチー・ブラックモア
ヴォーカル:イアン・ギラン
キーボード:ジョン・ロード
ドラムス:イアン・ペイス
ベース:ロジャー・グローヴァー

1972年の発表。

ディープ・パープル「ライブ・イン・ジャパン」の感想

ディープ・パープルのスタジオ盤もほぼすべて聞き終えた筆者にとって、残すはライブ・アルバムだった。

そして筆者はついに「ライブ・イン・ジャパン」を手にする。

ディープ・パープルの初来日公演が収録され、当時LPレコード2枚組で出てたこのアルバム、全曲数がたった7曲。

やっぱりここでも何かの間違いなんじゃないかと思った。

だってスタジオ盤だと1枚で足りる曲数じゃないかと…。

聞いてみると1曲が長い。

スタジオ盤の何倍も長いのもある。

それとなんといっても演奏内容である。

スタジオ盤をはるかに上回るこのテンション。

しかも1曲1曲の密度の濃さはまるで別の曲のよう。

オープニングの「ハイウェイ・スター」からラストの「スペース・トラッキン」まで泣く子も黙る壮絶なプレイだ。

「ライブ・イン・ジャパン」は最もディープ・パープルらしいライブ盤

当時、何も知らなかった少年は、いったいどうやって原曲をこのように変えて演奏するのか見当もつかなかった。

今ではある程度見当はついているが、それでもここまでやれるというのが本当に凄いと思う。

後でこのジャパンツアー3日間のほぼ完全版も耳にするのだが、3日間とも違う演奏である。

つまり、この日のために用意したものではないのである。

ロックバンドに限らず、CDの音を忠実に再現しようとするコンサートが多い中、これは驚き以外の何者でもなかった。

その瞬間だけの音をとらえるとでもいうのだろうか?

このバンドの真骨頂はまさにここにあると思う。

メンバーは時差ボケもあり疲れていた、なんてレポートもあるがそれでもこのクオリティである。

同時にこの時期限定のものだったようにも思う。

なぜなら85年の再結成の時にはもうこのマジックは消えていたから。

この時期にこの5人が集まったからという奇跡を感じずにはいられない。

Deep Purple's Smoke On The Water Live in Japan 1972

「ライブ・イン・ジャパン」はリッチー・ブラックモアのベストサウンド

それとこの時代にもかかわらずこの音質である。

リッチー・ブラックモアのアルバムってお世辞にも音がいいですねって言えないのが多いけどこれは別格である。

バランスもいいし何よりリッチー・ブラックモアのギター・サウンドの良さである。

自分にとってはリッチー・ブラックモアのストラト・サウンド史上、最高のサウンドだと思う。

心地良いディストーションとフロントとリアのピックアップのサウンドの対比。

ノイズの少なさ。どれをとっても最高だ!

ディープ・パープル「ライブ・イン・ジャパン」~まとめ

今回は、究極のライブ盤ともいうべき、このディープ・パープル「ライブ・イン・ジャパン」の感想を綴ってみた。

このアルバムではインプロヴィゼーションの素晴らしさを知った。

と同時に音楽の演奏の方法が楽譜通りでなくてもいいということも知った。

衝撃である。

それまでは決められた通りに演奏するのが音楽だと思っていたのだから…。

この後も少年は、数々のライブ・アルバムを聞いてきたがいまだにこれを超えるものには出会っていない。

巷では「ディープ・パープル・ライブ・イン・ジャパン」はロックのライブ・アルバムの最高峰らしい。

当然の評価だなと思う。

5人の個性ある凄腕ミュージシャンがハード・ロックやるには最もいい時期に録音し、それが最良の状態で残っているんだから。

ロックのライブ・アルバム、何か聞きたいなと思う方には、真っ先にこの「ディープ・パープル・ライブ・イン・ジャパン」をおすすめしたい。

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