レインボーの真価はライブにこそあるといっていい。
それは同じ楽曲でもスタジオ・アルバムとライブ・アルバムのバージョンを聞き比べてみれば一目瞭然だ。
レインボーのライブ・アルバムでは演奏のテンションの高さもさることながら、インプロヴィゼーションによるフレーズの違いなどライブならではの醍醐味をたっぷりと楽しむことができる。
こちらでは、レインボーのライブ・アルバム(CD&DVD)のレビュー記事をまとめていきたいと思う。
レインボーのライブ・アルバムのレビュー記事~CD
レインボーの場合、スタジオ・アルバムで楽曲を覚えたなら、ライブ・アルバムではさらにその楽曲の進化を確認することができる。
極端なことをいえば、同じ楽曲でもスタジオ・バージョンとライブ・バージョンでは違う曲のようにも聞こえることがしばしばだ。
そして、レインボーのライブ・アルバムのCDはオフィシャルでかなりの数がリリースされている。
幸いにして歴代のヴォーカリストすべてのライブ音源がCD化されているので、聞き比べてみる楽しみもある。
レインボーのライブ・アルバムのCDは、ヴォーカリスト別で以下の通り。
ロニー・ジェームズ・ディオ期
「オン・ステージ」(1976年12月の来日公演から)
「ライヴ・イン・ジャーマニー1976」(1976年9月のドイツ公演から)
「ライヴ・イン・ミュンヘン1977」(1977年10月20日ドイツ・ミュンヘン公演)- DVDあり
グラハム・ボネット期
「モンスターズ・オブ・ロック〜ライヴ・アット・ドニントン1980」
(1980年8月16日イギリス・ドニントン公演) – DVDあり
ジョー・リン・ターナー期
「ライヴ・イン・ジャパン1984」
(1984年3月14日、東京・日本武道館公演)- DVDあり
ロニー・ジェームズ・ディオ~グラハム・ボネット~ジョー・リン・ターナー期
「ファイナル・ヴァイナル」(1978~1984年の録音)
ドゥギー・ホワイト期
「ブラック・マスカレード〜ロックパラスト1995」
(1995年10月9日ドイツ・デュッセルドルフ公演)- DVDあり
ロニー・ロメロ期
「メモリーズ・イン・ロック~ライヴ・アット・モンスターズ・オブ・ロック2016」
(2016年6月17日ドイツ・ローレライ公演、18日ビーティッヒハイム=ビッシンゲン公演)- DVDあり
「ライヴ・イン・バーミンガム2016」(2016年6月25日イギリス・バーミンガム公演)
「メモリーズ・イン・ロックII〜ライヴ・イン・イングランド2017」
(2017年6月イギリス・ロンドン、グラスゴー、バーミンガム公演から)
※年代順に記載
レインボー・オン・ステージ
ファイナル・ヴァイナル
メモリーズ・イン・ロックII 〜ライヴ・イン・イングランド2017
レインボーのライブ・アルバムのレビュー記事~DVD
レインボーのライブはCDだけでなく、DVDでもかなりリリースされている。
CDと重複しているのがほとんどだが、映像付きならさらに楽しめるはずだ。
レインボーのライブDVDもヴォーカリスト別の掲載で、以下の通り。
ロニー・ジェームズ・ディオ期
「ライヴ・イン・ミュンヘン1977」
(1977年10月20日ドイツ・ミュンヘン公演)- CDあり
グラハム・ボネット期
「モンスターズ・オブ・ロック〜ライヴ・アット・ドニントン1980」
(1980年8月16日イギリス・ドニントン公演) – CDあり
ジョー・リン・ターナー期
「レインボー・ライヴ’82~Live Between The Eyes」
(1982年8月18日アメリカ・テキサス州サンアントニオ公演)
「レインボー・ジャパン・ツアー’84」
(1984年3月14日、東京・日本武道館公演) – CDあり
ドゥギー・ホワイト期
「ブラック・マスカレード〜ロックパラスト1995」
(1995年10月9日ドイツ、デュッセルドルフ公演) – CDあり
ロニー・ロメロ期
「メモリーズ・イン・ロック~ライヴ・アット・モンスターズ・オブ・ロック2016」
(2016年6月17日ドイツ・ローレライ公演、18日ビーティッヒハイム=ビッシンゲン公演)- CDあり
※年代順に記載
レインボーのスタジオ・アルバムのレビュー記事については、こちらをご参照下さい↓
ライヴ・イン・ミュンヘン1977
モンスターズ・オブ・ロック・ドニントン1980
ライヴ・イン・ジャパン1984
レインボーの来日公演のセトリと日程・会場・メンバーなどについては、こちらをご参照下さい↓
レインボーのライブ・アルバムのレビュー記事~まとめ
今回は、レインボーのライブ・アルバム(CD&DVD)のレビュー記事をまとめてきた。
レインボーのライブ・アルバムのCD&DVDはオフィシャルでかなりの数がリリースされているが、幸いにして歴代のヴォーカリストすべてのライブ音源がCD&DVD化されているので、ぜひ聞き比べてみることをおすすめしたい。
ヴォーカリストによって印象がかなり異なるので、まるで別のバンドのように感じることもある。
90年代以降は現役感が薄れていくのも事実だが、ディープ・パープルの楽曲も徐々に多くなっていき、リッチー・ブラックモアのハード・ロックのキャリアを総括するような選曲になっている。
コメント