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レインボーの名曲ランキング10選!必聴のベスト・セレクションは?

リッチー・ブラックモア率いるレインボーの必聴のベスト・セレクションを紹介しようと思う。

様式美あふれる中世の趣味から始まった初期レインボーからポップ化したと揶揄された後期レインボー、そして再結成レインボーまで計8枚のスタジオ・アルバムから10曲の名曲ランキング形式でチョイスしてみた。

10曲に絞るのは所詮無理な話だが、それだけに絶対に外せない10曲ともいえる。

今回は、必聴のベスト・セレクション”レインボーの名曲ランキング10選”を見ていきたいと思う。

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レインボーの名曲ランキング10選

レインボーは名曲の多いバンドであるが、シンガーによって音楽性をガラリと変えてきたバンドでもある。

なので、シンガーによるランキングの10の名曲の違いを楽しむのも一興だと思う。

それぞれのシンガーによる特徴が見え隠れするはずだ。

各シンガーのアルバムの参加作品数はロニー・ジェームズ・ディオとジョー・リン・ターナーが各3作品、グラハム・ボネットとドゥギー・ホワイトが各1作品であるが、チョイスするにあたってはシンガー一人につき必ず1曲はチョイスするようにした。

なお今回はインストゥルメンタルは外し、ヴォーカル入りの曲のみとした。

レインボーの名曲ランキング①~キル・ザ・キング

1978年リリースのアルバム「バビロンの城門(Long Live Rock ‘n’ Roll)」に収録されている名曲で、ヴォーカルは、ロニー・ジェームズ・ディオ。

初期レインボーで長い間、ライブのオープニングとして演奏されていたが、疾走感がたまらない。

コージー・パウエルのドラミング、ロニー・ジェームズ・ディオ、リッチー・ブラックモアのギターと、どこを聞いてもこの時代のレインボーを象徴している。

「キル・ザ・キング」をレインボーの名曲第1位に推すファンは、かなり多いのではないだろうか。

ロニー・ジェームズ・ディオの脱退以降、ライブではフル・バージョンで演奏されなくなったのが理解できない。

レインボーの名曲ランキング②~銀嶺の覇者

 

1975年リリースのアルバム「銀嶺の覇者(Ritchie Blackmore’s Rainbow)」に収録されている名曲で、ヴォーカルは、ロニー・ジェームズ・ディオ。

リッチー・ブラックモアの曲の中には、スタジオ・バージョンとライブ・バージョンではまるで違う曲ではないかと感じるような曲がある。

この「銀嶺の覇者(Man On The Silver Mountain)」がいい例で、テンポやサウンドはライブ・バージョンを聞いてしまったらスタジオ・バージョンにはもう戻れない。

リッチー・ブラックモアも相当気に入っているのか、レインボーのライブでは、80年代のラストツアーになったBent Out Of Shapeツアーでセットリストから外れた以外は、ずっと演奏され続けている。

レインボーの名曲ランキング③~ストリート・オブ・ドリームス

1983年リリースのアルバム「ストリート・オブ・ドリームス(Bent Out Of Shape)」に収録されている名曲で、ヴォーカルは、ジョー・リン・ターナー。

世間一般でよくいわれるところのポップ化したレインボーの最終到達点ともいえるのが、この「ストリート・オブ・ドリームス」。

哀愁漂う曲調とさりげなくも耳に残るシンプルなサビのメロディーは、まさに後期レインボーでリッチー・ブラックモアが目指してきたものではないだろうか。

特筆すべきなのが、ジョー・リン・ターナーの歌いまわしで、このシンガーの長所が最大限に発揮されている。

本人にとっても会心の出来だったと思う。

ライブで演奏されることも少なく目立たないかもしれないが、ジョー・リン・ターナー時代のナンバー1と評価したい。

レインボーの名曲ランキング④~タロット・ウーマン

1976年リリースのアルバム「虹を翔る覇者(Rising)」に収録されている名曲で、ヴォーカルは、ロニー・ジェームズ・ディオ。

「タロット・ウーマン」がランクインしているのを不思議に思う方もいるかもしれないが、筆者にとっては洋楽にのめり込むきっかけになった特別な1曲。

初めて洋楽のレコードに針を落とし流れてきた「タロット・ウーマン」のキーボードのおどろおどろしいイントロ、そこにフェイドインするリッチー・ブラックモアのギター、さらに強引に割り込んでくるようなコージー・パウエルのドラム、そしてロニー・ジェームズ・ディオのあの声、すべてが衝撃だった。

ライブで聞けなかったのが残念だが、ロニー・ジェームズ・ディオ時代の目立たない名曲といっていいだろう。

レインボーの名曲ランキング⑤~スティル・アイム・サッド

1975年リリースのアルバム「銀嶺の覇者(Ritchie Blackmore’s Rainbow)」に収録されている名曲で、ヴォーカルは、ロニー・ジェームズ・ディオ。

後に再結成レインボーの「孤高のストレンジャー(Stranger in Us All)」にも収録されている。

レインボーのオリジナルではなく、もともとはヤードバーズの曲で、スタジオ・バージョンはヴォーカルなしのインストゥルメンタル・バージョン。

しかし、ライブでのヴォーカル・バージョンが圧倒的におすすめで、特にコージー・パウエルのドラム・ソロをフィーチャーした映像付きの「ライヴ・イン・ミュンヘン1977」が決定版ともいえる素晴らしさだ。

レインボーの名曲ランキング⑥~ロスト・イン・ハリウッド

1979年リリースのアルバム「ダウン・トゥ・アース(Down To Earth)」に収録されている名曲で、ヴォーカルは、グラハム・ボネット。

グラハム・ボネット時代のレインボーからはこの1曲「ロスト・イン・ハリウッド」をあげたい。

ポップ化のきっかけとなったアルバムのラストを飾る曲だが、聞きどころはイントロのコージー・パウエルのドラムとグラハム・ボネットのパワフルなヴォーカルだろう。

リッチー・ブラックモアがあまり好みではなかったらしく、ライブではDown To EarthツアーとDifficult To Cureツアーでのみ演奏されたきりというもったいない曲となってしまった。

レインボーの名曲ランキング⑦~スポットライト・キッド

1981年リリースのアルバム「アイ・サレンダー(Difficult To Cure)」に収録されている名曲で、ヴォーカルは、ジョー・リン・ターナー。

ジョー・リン・ターナー加入後のレインボーから再結成レインボーまで、ほとんどのライブでオープニングで演奏され続けてきたのが「スポットライト・キッド」。

聞きどころはイントロのリッチー・ブラックモアのリフと、中間部分のギターとキーボードがハモるキメのソロだろう。

レインボーの名曲ランキング⑧~ブラック・マスカレード

1995年リリースのアルバム「孤高のストレンジャー(Stranger in Us All)」に収録されている名曲で、ヴォーカルは、ドゥギー・ホワイト。

再結成レインボーからは、この1曲「ブラック・マスカレード」をあげたい。

イントロ~リフ~エンディングにかけての曲展開と、加えてギター・ソロ&キーボード・ソロも見事で非の打ちどころのない再結成レインボーを象徴する代表曲といっていいだろう。

ライブでもハイライトとなったが、Stranger in Us Allツアーで演奏されたのみで、今ではもう聞くことができないのが本当に残念だ。

レインボーの名曲ランキング⑨~スターゲイザー

1976年リリースのアルバム「虹を翔る覇者(Rising)」に収録されている名曲で、ヴォーカルは、ロニー・ジェームズ・ディオ。

まずは、イントロのコージー・パウエルのドラムが聞きどころで、中間部の中近東風のリッチー・ブラックモアのギター・ソロ、ロニー・ジェームズ・ディオのヴォーカルがストリングスも加えて盛り上がっていくエンディングは圧巻である。

もともと長尺だがライブではさらに長くなり、大作が多かった初期レインボーを象徴する名曲といっていいだろう。

レインボーの名曲ランキング⑩~ア・ライト・イン・ザ・ブラック

1976年リリースのアルバム「虹を翔る覇者(Rising)」に収録されている名曲で、ヴォーカルは、ロニー・ジェームズ・ディオ。

アルバムでは「スターゲイザー」から続けての収録となっているが、当時LPレコードのB面が2曲のみだったことに衝撃を受けた記憶がある。

狂おしいばかりの疾走感とギターとキーボードによるキメのフレーズ、すべてがこの時期のレインボーからしか出てこないような、もの凄い破壊力で聞き手に迫ってくる。

ライブでは毎回演奏されていたわけではなく、アンコールで時々演奏される程度だった。

レインボーの名曲ランキング~まとめ

今回は、必聴のベスト・セレクション”レインボーの名曲ランキング10選”を見てきた。

レインボーはシンガーによって音楽性を大きく変えてきたバンドなので、1曲1曲を聞いていくと、とても同じバンドとは思えない時があるのも事実だ。

とにかく個性的である。

各名曲には収録しているアルバムも記載してあるので、気に入った曲があったなら、ぜひアルバム単位で聞いてみてほしい。

きっと他にもここで紹介しきれていない名曲があるはずだ。

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