海外の有名ギタリストといわれるといろいろな名前が浮かんでくると思いますが、ここでは60年代から80年代にデビューした8人のギタリストを選んでみました。
若いファンには
「名前は知っているけれど、どのアルバムを聞いたらいいのかわからない?」
あるいは「どれが最高傑作?」
という方も多いと思います。
そこで今回は、ちょっと趣向を変えて「海外の有名ギタリストの代表作・ロック編!これだけは聞いてほしい!」と題して、海外の有名ギタリスト8人の初めて聞くのにおすすめのアルバムを紹介していきます。
選出された8人以外にもまだまだいるだろう、という声も聞こえてきそうですが筆者の独断と偏見で頭に浮かんできた8人に絞らさせていただいたことを何卒ご容赦いただければと思います。
海外の有名ギタリストの代表作・ロック編
選出の基準は、海外の有名ギタリストの中でも、なるべく古い時代から活動していて若い世代のファンが名前は知っていてもアルバムは聞いたことがないかもしれないギタリストです。
ご存知の方も多いと思いますが、この8人のギタリストはキャリアが長くアルバムも数多く発表しているギタリストが多い傾向があります。
その長いキャリアの中からどれか1枚を選ぶのはメチャクチャ難しいことです。
人によって趣向がさまざまだからです。
そんな中から入門用としての位置づけにちょうどいいアルバムを選ぶように心掛けました。
海外の有名ギタリストの代表作①~ジミ・ヘンドリックス
ジミ・ヘンドリックスは28歳の若さでこの世を去った天才ギタリストで、1942年11月27日生まれ1970年9月18日没のアメリカ人ギタリストです。
今回は選出した有名ギタリストのなかでは最も古いギタリストであすが、影響力は計り知れず、フェイヴァリット・ギタリストにジミ・ヘンドリックスの名を挙げるギタリストは多いです。
ロック・ギターの元祖的な存在で、特にハード・ロックはジミ・ヘンドリックスから始まったといっても過言ではありません。
そんなジミ・ヘンドリックスのおすすめの1枚はこちら!
「エクスペリエンス・ヘンドリックス〜ベスト」
ベスト・アルバムですが、「パープル・ヘイズ」「リトル・ウィング」などジミ・ヘンドリックスの代表曲がかなり網羅されており、リマスターされて音も良くなっています。
海外の有名ギタリストの代表作②~リッチー・ブラックモア
リッチー・ブラックモアはディープ・パープル、レインボー、ブラックモアズ・ナイトのギタリストで、1945年4月14日生まれのイギリス人ギタリストです。
非常にアグレッシブなギター・プレイで”狂気のギタリスト”の異名をとり、当時ブルースを主体としたプレイが多かった中でロック・ギターにクラシックの要素を持ち込みました。
そんなリッチー・ブラックモアのおすすめの1枚はこちら!
「ディープ・パープル・ライヴ・イン・ジャパン」
数あるロックのライブ・アルバムの中でも最高峰といわれるアルバムで、スリリングなインプロビゼーションを満喫できます。
「ハイウェイ・スター」「スモーク・オン・ザ・ウオーター」などロック史に残る名曲を収録。1972年の発表。
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海外の有名ギタリストの代表作③~ジミー・ペイジ
世界三大ロック・ギタリストのひとりで、レッド・ツェッペリンのギタリストのジミー・ペイジは1944年1月9日生まれのイギリス人ギタリストです。
名曲「天国への階段」が有名ですが、レッド・ツェッペリンではフォーク・カントリーからハード・ロックまで幅広い音楽性を披露してきました。
そんなジミー・ペイジのおすすめの1枚はこちら!
「レッド・ツェッペリンⅣ」
どれか1枚となると「天国への階段」収録のこのアルバムでしょうか。他にも「ロックンロール」「ブラック・ドッグ」などの代表曲を収録しています。1971年の発表。
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海外の有名ギタリストの代表作④~ジェフ・ベック
ジェフ・ベックは世界三大ロック・ギタリストのひとりで、1944年6月24日生まれのイギリス人ギタリストです。
ロック・ギタリストという立ち位置からジャズ・フュージョン系のアプローチが個性的で、愛器ストラトキャスターのアーミングを駆使したプレイは独特なものがあります。
そんなジェフ・ベックのおすすめの1枚はこちら!
「ブロウ・バイ・ブロウ 」
ギター・インストゥルメンタルの最高傑作といわれているアルバムで、代表曲「哀しみの恋人達」を収録しています。1975年の発表。
海外の有名ギタリストの代表作⑤~エリック・クラプトン
エリック・クラプトンは世界三大ロック・ギタリストのひとりで、1945年3月30日生まれのイギリス人ギタリストです。
”スローハンド”とも呼ばれ、クリームではハード・ロックをプレイしていましたが、その後はブルース色の強いプレイを続けています。
そんなエリック・クラプトンのおすすめの1枚はこちら!
「いとしのレイラ」
名曲「いとしのレイラ」を収録した70年代の歴史に残る名盤でデュアン・オールマンとともに水を得た魚のようにのびのびとプレイするクラプトンが印象的です。1972年の発表。
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海外の有名ギタリストの代表作⑥~マイケル・シェンカー
マイケル・シェンカーはスコーピオンズ、UFO、マイケル・シェンカー・グループなどのギタリストで、1955年1月10日生まれのドイツ人ギタリストです。
”ミスター・フライングV”の異名を取り、クラシカルなメロディー・センスが独特の雰囲気を醸し出しています。
そんなマイケル・シェンカーのおすすめの1枚はこちら!
「神-ザ・マイケル・シェンカー・グループ」
UFO脱退後、復活を遂げたマイケル・シェンカーの歴史に残る傑作といえます。
「アームド・アンド・レディ」「 クライ・フォー・ザ・ネーションズ」「イントゥ・ジ・アリーナ」など今でもライブの定番となっている代表曲を収録しています。1980年の発表。
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海外の有名ギタリストの代表作⑦~ゲイリー・ムーア
ゲイリー・ムーアはシン・リジィなどのギタリストで、1952年4月4日生まれ2011年2月6日没の北アイルランド人ギタリストです。
”ミスター・ギター・クレイジー”とも呼ばれ、ブルースやアイリッシュ・トラッドなどをベースにしたハード・ロックをプレイしていましたが、1990年からはブルース・ギタリストとしてブレイクしています。
フィギュアスケートの羽生結弦選手の「パリの散歩道」はゲイリー・ムーアの曲です。
そんなゲイリー・ムーアのおすすめの1枚はこちら!
「ワイルド・フロンティア」
ゲイリー・ムーアのハード・ロック時代の傑作で、アイリッシュ・トラッドを取り入れた作風となっています。
曲の中に自然に溶け込むギター・プレイが秀逸で、インストゥルメンタル「ザ・ローナー」は時代を超えた名演です。1987年の発表。
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海外の有名ギタリストの代表作⑧~ランディ・ローズ
ランディ・ローズはクワイエット・ライオット、オジー・オズボーン・バンドで活躍し、25歳の若さでこの世を去った天才ギタリストで、1956年12月6日生まれ1982年3月19日没のアメリカ人ギタリストです。
クラシック音楽に傾倒し、クラシック・ギターを愛し、オジー・オズボーン・バンドにもクラシックの要素を持ち込みました。
そんなランディ・ローズのおすすめの1枚はこちら!
「ブリザード・オブ・オズ〜血塗られた英雄伝説」
オジー・オズボーンのソロ・デビュー作でありながら、クラシカルなギター・プレイが圧巻の名盤です。
「クレイジー・トレイン」「ミスター・クロウリー」など今でもオジー・オズボーンのライブの定番曲を多数収録しています。1980年の発表。
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海外の有名ギタリストの代表作・ロック編のまとめ
今回は、「海外の有名ギタリストの代表作・ロック編!これだけは聞いてほしい!」と題して、海外の有名ギタリスト8人の初めて聞くのにおすすめのアルバムを紹介してきました。
代表作を1枚選ぶのは大変なことでしたが、どれも聞いておいてほしいアルバムばかりです。
どれから手を付けたらいいのかわからない若い世代のファンの参考になればと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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