近年、音楽のジャンル分けがより細分化しているように思われる。
以前は、ロック・クラシック・ジャズetcぐらいのものだったように思うが、ロックの中でさらにジャンル分けが進んでいる。
筆者もロックとクラシックの違いぐらいはなんとなくわかっているつもりだが、スラッシュ・メタルとスピード・メタルの違いはよくわからない。
音楽のジャンル分けは無意味なようにも思えるのだが、実際はどうなのだろうか?
今回は、「音楽のジャンル分けは無意味?メリットとデメリットを知ることが大切」と題して、音楽のジャンル分けについて見ていきたいと思う。
音楽のジャンル分けは無意味?
個人的には音楽のジャンル分けは無意味というよりは、むしろあまり興味がないといったほうがいいかもしれない。
筆者自身はロックといわれるジャンルを中心に音楽を聞いてはいるが、クラシックも聞けばヴォーカルものも好きでよく聞く。
フラメンコなどの民族音楽も好きだ。
好みのジャンルが節操ないので、自分がハード・ロック好きという自覚はあるもののノー・ジャンルかもしれない。
では、音楽のジャンル分けは無意味なのだろうか?
いや、必ずしも音楽のジャンル分けは無意味ではないと思う。
大まかなガイドラインとしてはあった方がいいと思うし、細分化し過ぎていてはジャンルも無意味になるような気がする。
音楽のジャンル分けするメリット
まず、音楽にジャンル分けがないと困ることはないだろうか?
例えば、あるアーティストの音楽を気に入って、他にもこういうタイプのアーティストはいないかと探そうと思った場合、似たタイプのアーティストをジャンル分けしてあると便利ではないだろうか。
これが音楽のジャンル分けするメリットのひとつである。
もうひとつのメリットが、CDショップなど売る方のメリットである。
あるアーティストを売り出す際にジャンル分けしてカテゴライズできれば、売る方にしても紹介しやすいし、聞き手にとってもイメージしやすいというわけだ。
音楽のジャンル分けするデメリット
逆に音楽をジャンル分けするデメリットとしては、細分化しすぎる点ではないだろうか。
わかりやすくなるはずが、逆によくわからなくなっていることも少なくない。
あまりにも細分化されたジャンル分けは無意味なような気がする。
また、ひとつのジャンルにこだわるあまり他のジャンルの音楽に対して食わず嫌いになるのも考えものだ。
せっかく多くのジャンル(音楽)があるのにもったいないことこの上ない。
ジャンル分けは気にせず音楽を楽しもう!
このように同じような傾向のアーティストを探そうという場合は、ジャンル分けしてあれば探す方としては便利であろう。
個人的には、”音楽のジャンル分けは大まかな音楽の傾向を文字で表現したもの”ぐらいに考えておく程度でいいような気がする。
ジャンルをまたいだようなクロスオーバーな音楽もあるし、さまざまなジャンルに影響されて作られているのが音楽であるともいえる。
ひとつのジャンルに固執せず、何でもオープンに聞く姿勢でいたほうが、いろいろないい音楽との出会いのチャンスが広がって豊かな音楽人生を楽しめると思う。
まとめ
今回は、「音楽のジャンル分けは無意味?メリットとデメリットを知ることが大切」と題して、音楽のジャンル分けについてまとめてみた。
音楽のジャンル分けは必ずしも無意味とはいえないように思われ、同じようなアーティストを探す際には便利である。
しかし、あまりに細分化しすぎては無意味なようにも思われ、逆に分かりづらいのではないだろうか。
ジャンル分けは音楽の大まかな目安程度に考え、先入観なしに楽しんだほうが、音楽との思わぬ出会いがあるように思う。
この記事が少しでもみなさんのお役に立てば、幸いである。
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