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レインボー来日公演1982のセトリと日程・会場は?ライヴは大盛況

レインボー5度目の来日公演は、1982年10月に大阪3連続公演を皮切りに5都市8公演の日程で行われた。

80年代のNWOBHMのブームもあって、来日公演は各地で満員御礼でライヴは大盛況だった。

そんなレインボー来日公演1982のセトリと日程・会場は、どんなものだったのか?

今回は、レインボー来日公演1982のセトリと日程、会場などについて見ていきたいと思う。

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レインボー来日公演1982の日程・会場、メンバー

レインボー来日公演1982はレインボーにとっては、3年連続の来日となりもはや恒例行事といった感があった。

しかし、来日メンバーは一度として同じだったことはなく、1982年の来日公演もキーボードがドン・エイリーからアメリカ人のデイヴ・ローゼンサルに変わっての来日であった。

アルバム「闇からの一撃(STRAIGHT BETWEEN THE EYES)」は、前作「アイ・サレンダー(Difficult To Cure)」よりヘヴィさを取り戻してはいるものの基本的な路線はポップな路線を踏襲していることに変わりはなく、すでにレインボーのイメージ・チェンジも完成しつつあった時期といえる。

ライヴの構成もより多くの曲をコンパクトにプレイするという演奏スタイルが固定し、メンバー同士の個性のぶつかり合いという要素はすっかり影を潜めた。

レインボー“STRAIGHT BETWEEN THE EYES” Tour1982の日程と会場
1982年10月12日 大阪・大阪フェスティバルホール
1982年10月13日 大阪・大阪フェスティバルホール
1982年10月14日 大阪・大阪フェスティバルホール
1982年10月16日 京都・京都会館第一ホール
1982年10月17日 福岡・福岡サンパレス
1982年10月19日 愛知・名古屋市公会堂
1982年10月21日 東京・日本武道館
1982年10月22日 東京・日本武道館

メンバー
リッチー・ブラックモア:ギター
ジョー・リン・ターナー:ヴォーカル
ロジャー・グローヴァー:ベース
デイヴ・ローゼンサル:キーボード
ボビー・ロンディネリ:ドラムス

レインボー来日公演1982のセトリ

レインボー来日公演1982のセトリは本編は全日固定で、アンコールが日替わりでサプライズがあった。

16日の京都公演ではジミ・ヘンドリックスの「Fire」、17日の福岡公演では「Man On The Silver Mountain」、最終日となった22日の日本武道館公演では「Man On The Silver Mountain」と、さらに「Long Live Rock’N’Roll」の間に「Catch The Rainbow」が演奏されている。

また、ギター・クラッシュは大阪公演最終日の14日と東京公演の21・22日の2日間、インストゥルメンタル・バージョンの「Kill the King」で決行されている。

筆者の知る限りでは、レインボーの来日公演におけるギター・クラッシュは10月22日の日本武道館が最後のはずだ。

こちらでは、最終日となった10月22日の日本武道館公演のセトリを紹介するが、以下の通り。

レインボー来日公演1982のセトリ
Over The Rainbow

Spotlight Kid
Miss Mistreated
I Surrender
Blues
Can’t Happen Here
Tearin’ Out My Heart
Lazy~All Night Long
Stone Cold
Power
Difficult to Cure
Long Live Rock’N’Roll(incl. Catch The Rainbow)

Encore:
Man On The Silver Mountain

Vielleicht das nächste Mal (Maybe Next Time)
Since You Been Gone
Smoke On The Water

Kill the King~Long Live Rock’N’Roll(reprise)
Over The Rainbow

1982年10月22日 日本武道館

レインボー来日公演1982のCD・DVDは?

まずレインボーの来日公演1982を収録したCD・DVDは、残念ながらリリースされていない。

しかし、内容的に近いもので、同じ“STRAIGHT BETWEEN THE EYES”Tourのアメリカ・ツアーから、1982年8月18日のテキサス州サン・アントニオ公演を収録した映像作品「Final Cut & Live Between The Eyes」がある。

来日公演1982の約2か月前のライヴだ。

既発の映像作品「Final Cut」とカップリングして2枚のDVDになっているが、セトリも来日公演とほぼ同じで、ラス・バラード作曲の「アイ・サレンダー」と「シンス・ユー・ビーン・ゴーン」が収録されていないのが残念なところ。

ジョー・リン・ターナーの声は来日公演1982よりよく出ているし、リッチー・ブラックモアのプレイもハイ・テンションで最後にはギター・クラッシュまでやっている。

“STRAIGHT BETWEEN THE EYES”Tourの時期のライヴとしては決定盤として、おすすめだ。

「Final Cut & Live Between The Eyes」 レインボー

収録曲
1. Over The Rainbow
2. Spotlight Kid
3. Miss Mistreated
4. Can’t Happen Here
5. Tearin’ Out My Heart
6. All Night Long
7. Stone Cold
8. Power
9. Blues
10. Difficult to Cure
11. Long Live Rock’N’Roll
12. Kill the King
13. Vielleicht das nächste Mal (Maybe Next Time)
14. Smoke On The Water

※「Live Between The Eyes」の収録曲。

レインボー来日公演1982のセトリと日程・会場~まとめ

今回は、レインボー来日公演1982のセトリと日程、会場などについて見てきた。

レインボー来日公演1982は、10月12日の大阪公演を皮切りに5都市8公演の日程で行われた。

セトリは本編は全日固定、アンコールが日替わりというもので、より多くの曲をコンパクトにプレイするという演奏スタイルだった。

3年連続5度目の来日であったが、その音楽性やメンバーは来日の度に目まぐるしく変貌を遂げていたが、この1982年あたりから固まりつつあったといえる。

アルバムではポップな路線で固まっていたが、さすがにライブとなるとハードロック・バンドとしてプレイするにはバランスの取り方が難しかったのではないだろうか。

この後、最終作「ストリート・オブ・ドリームス(BENT OUT OF SHAPE)」と最後の来日公演1984に向けてレインボーはさらに変貌を遂げていくことになる。

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