ギターにもエレキギターやアコースティックギターなど、いろいろなタイプのギターがあります。
ぞうさんほどうまくできていて、手軽に楽しめるように作られたギターも珍しいように思います。
しかし、手軽ということでギターのぞうさんは初心者、あるいは子供には向いているのでしょうか?
今回は、ギターのぞうさんは初心者向きなのか、また子供が始めるにはどうなのかを見ていきます。
ギターのぞうさんは初心者向き?
結論からいうと、ギターのぞうさんは決して初心者向きのギターではありません。
その理由は、ぞうさんはボディーが小さくショートスケール(ナットからブリッジまでの弦長が短い)でフレットが足りないですから、それに慣れてしまうとレギュラーサイズのギター(一般的なギター)に移行した時、慣れるまで弾きにくいからです。
ぞうさんで弾けてもレギュラーサイズのギター(一般的なギター)では勝手が違うということにもなりかねません。
なので、初心者が1本目に購入するギターとしてはおすすめできないということになります。
ちなみにぞうさんのスケール(有効弦長)は、609.6ミリぐらいで、レギュラーサイズのギター(一般的なギター)は、フェンダーが647.7mm、ギブソンが628.65mmとなっています。
初心者がギターを始めるにあたっては、まずレギュラー・スケールのギターからトライし、そしてぞうさんはある程度、基本をマスターして弾けるようになってから手ににするのがおすすめです。
ぞうさんは初心者より上のレベル向き
ぞうさんはアンプを内臓していて、気軽に楽しく使えるギターだと思います。
本当に良くできているし、設備的に制限がある時などには大変重宝します。
いい意味で、「よくできたおもちゃ」「宴会芸用ギター」で、大変実用性が高いギターであるといえます。
なので、ぞうさんの使い方としては、ある程度基本をマスターした初心者より上のレベルのギタリストが、遊びで追加して使用するのがおすすめです。
経験者がお手軽に宴会芸的に使用するのにはピッタリのギターといえるでしょう。
ギターのぞうさんは子供が始めるにはおすすめ?
初心者には、イマイチおすすめできないギターのぞうさんですが、子供にはどうでしょうか?
体の小さな子供がギターを始めるにあたっては、ボディーの大きさや重量などいろいろな問題が出てきます。
子供用ということであれば、ミディアムかショートスケールのギターで弦高が低くて弦を押さえる力が弱くて弾きやすいギターがおすすめです。
その点、ギターのぞうさんは子供が始めるにはおすすめのギターなのではないかと思います。
アンプ内臓で、子供が遊びながらギターをマスターできるのも魅力的なところです。
ぞうさんで長続きするかどうか試してみて、興味を持って続くようであればしめたもので、あとは、子供の体の成長に合わせてレギュラー・スケールのギターを買うようにしていけばいいでしょう。
はじめから、レギュラー・スケールのギターを使うという方法もあると思いますが、大人と違って体の小さな子供にはぞうさんのようなボディーが小さくショートスケールのギターはピッタリともいえます。
ギターのぞうさんは初心者向き?~まとめ
今回は、ギターのぞうさんは初心者向きなのか、また子供が始めるにはどうなのかを見てきました。
ギターのぞうさんは、ボディーが小さくショートスケールなため慣れてしまうとレギュラーサイズのギター(一般的なギター)に移行した時、弾きずらいため初心者向きではありません。
初心者がギターを始めるには、まずレギュラー・スケールのギターからトライするのがおすすめです。
しかし、体の小さな子供は別で、体の小さな子供にはぞうさんのようなボディーが小さくショートスケールのギターはピッタリともいえます。
その上で長続きするかどうかをみて、子供の体の成長に合わせてレギュラー・スケールのギターを買うようにしていけばいいでしょう。
ぞうさんというギターは、初心者より上のレベルのギタリストが遊びで楽しんで使用するギターといえるでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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