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ボン・ジョヴィ「ニュージャージー」の感想!全盛期といってもいい?

デビュー以来、順調に活動を続けてきたボン・ジョヴィであるが、3rdアルバムの「ワイルド・イン・ザ・ストリーツ(SLIPPERY WHEN WET)」が大ブレイクしていた。

大物バンドの仲間入りを果たしていたが、それに続く4thアルバムがこの「ニュージャージー(New Jersey)」だった。

大ブレイクの後の注目のアルバムだったが、「ニュージャージー(New Jersey)」はいったいどんなアルバムだったのだろうか?

今回は、全盛期といっていいほどの充実ぶりを見せたボン・ジョヴィ「ニュージャージー(New Jersey)」の感想を綴ってみたいと思う。

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ボン・ジョヴィ「ニュージャージー」

筆者がボン・ジョヴィを初めて知ったのは、「スーパーロック ’84 IN JAPAN」だった。

当時は、まだ全くの無名で「ボン・ジョヴィ?だれだそれ⁈」っていう感じだった。

同じステージには、マイケル・シェンカーやホワイトスネイク、スコーピオンズなどが上がっていたので、どうしたって興味の対象はそちらに向く。

デビュー・アルバム「夜明けのランナウェイ」を聞いた印象としては、キャッチーな曲のハード・ロックだなぁ、といった感じで、初々しいさわやかなアメリカン・ロックという印象だった。

曲もまあまあ気にいっていたが、それがまさかあんなビッグ・バンドになるとは夢にも思わなかった。

そして、ボン・ジョヴィの「夜明けのランナウェイ(Bon Jovi)」(1984年)、「7800°ファーレンハイト(7800° Fahrenheit)」(1985年)、「ワイルド・イン・ザ・ストリーツ(Slippery When Wet)」(1986年)に続く4枚目のスタジオ・アルバムとなったのが、この「ニュージャージー(New Jersey)」だ。

ボン・ジョヴィ「ニュージャージー」の収録曲とメンバーは、以下の通り。

「ニュージャージー(New Jersey)」 ボン・ジョヴィ

収録曲
1.レイ・ユア・ハンズ・オン・ミー(Lay Your Hands On Me)
2.バッド・メディシン(Bad Medicine)

3.ボーン・トゥ・ビー・マイ・ベイビー(Born To Be My Baby)
4.リヴィング・イン・シン(Living In Sin)
5.ブラッド・オン・ブラッド(Blood On Blood)
6.ホームバウンド・トレイン(Homebound Train)
7.ワイルド・イズ・ザ・ウィンド(Wild Is The Wind)
8.ライド・カウボーイ・ライド(Ride Cowboy Ride)
9.スティック・トゥ・ユア・ガンズ(Stick To Your Guns)
10. アイル・ビー・ゼア・フォー・ユー(I’ll Be There For You)
11.99イン・ザ・シェイド(99 In The Shade)
12.ラヴ・フォー・セール(Love For Sale)

メンバー
ヴォーカル:ジョン・ボン・ジョヴィ
ギター:リッチー・サンボラ
キーボード:デヴィッド・ブライアン
ベース:アレック・ジョン・サッチ
ドラムス:ティコ・トーレス

1988年の発表。

ボン・ジョヴィ「ニュージャージー」の感想

当時、筆者にとってのボン・ジョヴィは、ポップでキャッチーな曲をやるロック・バンドといったもので、まあまあ好きなバンドの部類に入っていた。

前のアルバム「ワイルド・イン・ザ・ストリーツ(SLIPPERY WHEN WET)」がブレイクしていたので、今回はどんなアルバムに仕上がっているか興味を持って聞いた覚えがある。

一聴して、素晴らしいアルバムだと思った。

前作より聞きごたえがあり、特に曲がいい。

前作もいい曲揃いだったが、それからさらにグレードアップしているのだから、脱帽であった。

従来からのポップでキャッチーなハード・ロックにブルージーな曲、カントリー調な曲、そしてバラード。

ボン・ジョヴィらしい曲が詰まっていて、全体的に良きアメリカンな泥臭さというか、そういう雰囲気の曲がバランス良くまとまっている。

「ニュー・ジャージー(New Jersey)」というアルバム・タイトルが本当にピッタリだ。

キャッチーなメロディーも非常に質が高く、個人的にはボン・ジョヴィは「ニュー・ジャージー(New Jersey)」で最初の全盛期を迎えたと思っている。

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ボン・ジョヴィ「ニュージャージー」の感想~まとめ

今回は、全盛期といっていいほどの充実ぶりを見せたボン・ジョヴィ「ニュージャージー(New Jersey)」の感想を綴ってみた。

このアルバム「ニュージャージー(New Jersey)」でボン・ジョヴィは、ひとつの頂点を極めたように思う。

若さという勢いに加え、音楽に円熟味さえ感じさせ全盛期といっていいほどの充実ぶりを見せたといっても過言ではないだろう。

ひとつの完成形だったのではないか?

このアルバム以降、解散説が流れたり、各自ソロ・アルバムを出したりと、どうにもボン・ジョヴィというバンドに行き詰まり感があった。

それでもなお活動を継続し、今でも質の高いアルバムを作り続けているのは、ボン・ジョヴィが本当の意味でのスーパー・バンドであることの証であろう。

80年代を代表するボン・ジョヴィの名盤として、特に若い人たちにこの「ニュージャージー(New Jersey)」を聞いてほしいと思う。

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