来日が熱望されているレインボー&リッチー・ブラックモアであるが先日、もの凄い本が発売になった。
それが、この「レインボー・ライヴ・ツアー・イン・ジャパン1976-1984」だ。
レインボー・ファン、そしてリッチー・ブラックモア・ファンにとっては、年末の最高のプレゼントといえるのではないだろうか?
今回は、「レインボー・ライヴ・ツアー・イン・ジャパン1976-1984」について見ていきたいと思う。
レインボー・ライヴ・ツアー・イン・ジャパン1976-1984
気になる内容は、6回の来日公演のそれぞれを未発表を含む大量の写真とその時代毎の背景やえぴそエピソードなどを紹介したものになっている。
これを読めば、レインボーの6回の来日公演のすべてが分かるといっても過言ではないほどの内容になっている。
レインボー&リッチー・ブラックモア・ファンの筆者も発売前から気になっており、発売のかなり前から予約注文していた。
まだかまだかと発売を心待ちにしていたが、到着して手にするとまず、そのボリューム感に驚いた。
A4判で300ページを超える圧倒的な物量に手に来るずっしりとした重さ。
まさにレインボー来日公演の集大成といった感がある。
レインボー・ライヴ・ツアー・イン・ジャパン~6度の来日の詳細
写真においては85%が未発表のものらしい。
特筆すべきは、ほとんどすべての公演のセットリストまで掲載されていることだ。
しかも非常に細かいところまで調べ上げている。
例えば、1980年の大阪公演最終日にチラッと弾いた「Smoke on the water」のリフまでちゃんとセットリストに載っている。
筆者もレインボーの来日公演の非公式盤はほとんどコレクトしているということもあって、どの程度まで詳細なものが掲載されているのか注目していたのだが、ここまで詳細なら間違いないだろう。
まだすべて目を通したわけではないが、どうやら相当な力作のようだ。
若いロックファンがこれを見てどう感じるかはわからないが、あの時代を共に生きたレインボー&リッチー・ブラックモア・ファンなら懐かしさや興奮が蘇ってくるのは間違いないだろう。
レインボー・ライヴ・ツアー・イン・ジャパン~企画と労力に感謝
それにしてもすでに30年以上経過した素材ばかりだから、これをまとめ上げた労力には本当に頭が下がる思いである。
1回の来日だけの特集ならまだしも6回分すべてである。
想像しただけでも気の遠くなるような作業であることは明白だ。
筆者も来日公演をまとめた資料にあたるような本の登場を待ち望んでいたので、まさに家宝ともいえるものだ。
この後は、ぜひディープ・パープル編とブラックモアズ・ナイト編もやってもらいたいものだ(笑)。
レインボー・ライヴ・ツアー・イン・ジャパン1976-1984~まとめ
今回は、「レインボー・ライヴ・ツアー・イン・ジャパン1976-1984」について見てきた。
本当にリッチー・ブラックモアとレインボーもファンにとっては、たまらない一品なのではなだろうか。
レインボーが青春だったという方は筆者を含まれて日本には数多くいらっしゃるはずだ。
見て読んで楽しめるのはもちろん、来日公演当時を思い出して飲んだ時のいい話題にもなるだろう。
それと今だに来日の情報が聞こえてこないリッチーブラックモア本人にこの「レインボー・ライヴ・ツアー・イン・ジャパン1976-1984」をぜひ見ていただきたいものだ。
そうすれば、いかに日本のファンが来日を待ち望んでいるかが分かるのではないか?
そして、重い腰を上げて来日してほしいと切に願うばかりである。
本当に素晴らしい1冊である。
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