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ディープ・パープルの名曲ランキング10選!これだけは聞いてほしい

ディープ・パープルといえば、アルバム単位で聞いてほしいバンドの代表格のようなバンドだが、曲単位で聞いても魅力的なバンドである。

それぞれのアルバムごとに必ずといっていいほど、名曲と呼ばれるような素晴らしい曲が収録されている。

ディープ・パープルの名曲ランキングで10曲を選んだらどうなるだろうか?

今回は、これだけは聞いてほしいディープ・パープルの名曲ランキング10選を見ていきたいと思う。

ディープ・パープルの名曲ランキング10選!

ディープ・パープルの名曲を選んでいくと自然に第2期・第3期に集中してしまった。

バンドとしての成功と比例するように、名曲ランキングに入った曲が多くなるという結果になったが、それも仕方がない。

やはりライブで演奏されるのもこの時期の曲が多いし、盛り上がるのもやはり同様だ。

再結成以降の曲はなし、第1期からは1曲が名曲ランキングに入った。

ディープ・パープルの名曲ランキング①~「バーン(紫の炎)」

第3期ディープ・パープルの幕開けとなったアルバム「バーン(紫の炎)」のオープニングを飾った名曲。

第3期~第4期にかけてのディープ・パープルのライブでもオープニングとなった曲で、もはや説明も不要なほどだ。

リフ作りの名人として知られるリッチー・ブラックモアのリフの中でも最高峰であり、その疾走感はこれぞディープ・パープルという魅力にあふれている。

中間部のリッチー・ブラックモアのギター・ソロとジョン・ロードのキーボード・ソロも完璧だし、イアン・ペイスの手数の多いドラミングもスリリングで聞き所満載。

多くのバンドがカバーしているが、いまだにこのオリジナル・バージョンを超えるバージョンを耳にしたことがない。

1974年の発表。

ディープ・パープルの名曲ランキング②~「ハイウェイ・スター」

第2期ディープ・パープルのスタジオ・アルバムとしては最高傑作の誉れ高い「マシン・ヘッド」のオープニングを飾った名曲。

「ハイウェイ・スター」も疾走系のナンバーで、第2期ディープ・パープルのライブでもオープニングとなった曲だ。

「バーン(紫の炎)」同様に中間部のリッチー・ブラックモアのギター・ソロとジョン・ロードのキーボード・ソロが最大の聞き所だろう。

「バーン(紫の炎)」と人気を二分するとともに、今回、どちらを1位にするか迷った必聴の名曲でもある。

1972年の発表。

ディープ・パープルの名曲ランキング③~「スモーク・オン・ザ・ウォーター」

「ハイウェイ・スター」と同じくアルバム「マシン・ヘッド」に収録されている名曲。

おそらくディープ・パープルで最も有名な曲だと思われ、ディープ・パープルを知らなくてもこのリフには聞き覚えがあるだろうというぐらいよく知られている。

歌詞は、アルバムをレコーディングしていた際の火事の様子を歌ったものであるが、シンプルでわかりやすいリフはロックギタリストの登竜門ともなった。

1972年の発表。

ディープ・パープルの名曲ランキング④~「ブラック・ナイト」

第2期ディープ・パープルの幕開けとなったアルバム「イン・ロック」完成に伴い、シングル用として発売され「イン・ロック」には未収録だったのが「ブラック・ナイト」だ。

その後、アルバム「パワー・ハウス」や「ディーペスト・パープル」に収録されている。 

「スモーク・オン・ザ・ウォーター」同様にわかりやすいリフでスタートするが、「ブラック・ナイト」は単音リフで、リッチー・ブラックモアの常軌を逸したような狂おしいアーミングによるギターソロが最大の聞き所。

1970年の発表。

ディープ・パープルの名曲ランキング⑤~「スピード・キング」

「スピード・キング」は、第2期ディープ・パープルの幕開けとなったアルバム「イン・ロック」のオープニングを飾った名曲で、当時のディープ・パープルの勢いがダイレクトに伝わってくる。

ヴォーカルのイアン・ギランのシャウト、異常なほどのテンションの高さなどハード・ロックの醍醐味を存分に堪能することができる新生ディープ・パープルの幕開けを飾るにふさわしいナンバーだ。

中間部のリッチー・ブラックモアとジョン・ロードの掛け合いによるソロが最大の聞き所だろう。

1970年の発表。

ディープ・パープルの名曲ランキング⑥~「ハッシュ」

「ハッシュ」は、ディープ・パープルのデビュー・アルバム「紫の世界」に収録されており、この曲のみ第1期ディープ・パープルの曲でしかもジョー・サウスのカバー曲である。

まだハード・ロック・バンドとしての音楽スタイルではなかった時期であるが、後々の演奏にも十分に応用できた曲といえる。

キャッチーさが魅力の「ハッシュ」であるが、ディープ・パープルとしては異色の名曲といえるだろう。

1968年の発表。

ディープ・パープルの名曲ランキング⑦~「チャイルド・イン・タイム」

「チャイルド・イン・タイム」は、第2期ディープ・パープルのアルバム「イン・ロック」に収録されており、スタジオ・アルバムでも10分を超える演奏時間となった大作。

ライブではさらに長尺となり、ソロの前後はそうでもないが中間のソロタイムがとにかく長くなって聞きごたえたっぷりだ。

イアン・ギランの壮絶なシャウトとリッチー・ブラックモアのスリリングなギターソロが最大の聞き所で、決めのフレーズに向かっていく場面はこの曲のクライマックスだろう。

1970年の発表。

ディープ・パープルの名曲ランキング⑧~「ストレンジ・ウーマン」

第2期ディープ・パープルのアルバム「ファイアボール」に収録された曲だが、イギリス盤では代わって「デイモンズ・アイ」が収録されていた。

第2期ディープ・パープルで最もポップな曲で、ライブでは中間部のリッチー・ブラックモアとイアン・ギランによる掛け合いが聞き所となる。

「ハッシュ」同様にディープ・パープルらしいとはいえないかもしれないが、シングルカットされ全英シングルチャートで8位まで上昇するヒット曲となった。

1971年の発表。

ディープ・パープルの名曲ランキング⑨~「ストームブリンガー」

第3期ディープ・パープル最後のスタジオ・アルバムとなった「ストームブリンガー」のオープニングを飾った名曲だが、このアルバムを最後にギタリストのリッチー・ブラックモアが脱退している。

リッチー・ブラックモア自身は「最低のアルバム」と評価しているが、曲としての「ストームブリンガー」はハード・ロックとしての魅力たっぷりな完成度の高い名曲であり、言葉とは裏腹である。

5人のメンバーの実力が遺憾なく発揮され、聞き所は曲のすべてといっていいぐらいだ。

シングルカットされた「ストームブリンガー」は、イギリスで最高6位、アメリカで20位まで上昇するヒット曲となっている。

1974年の発表。

ディープ・パープルの名曲ランキング⑩~「ミストゥリーテッド」

「ミストゥリーテッド」は、第3期ディープ・パープルのアルバム「バーン(紫の炎)」に収録され、よりブルージーな音楽性を目指したバンドの音楽性を象徴するような名曲。

新加入のデイヴィッド・カヴァデールのソウルフルな歌唱力が開花した象徴ともいえるし、後半に向かってテンポアップしていくリッチー・ブラックモアのギターソロも聞き所だ。

ここにあげた10曲の中では、最もスローテンポなナンバーである。

1974年の発表。

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ディープ・パープルの名曲ランキング~まとめ

今回は、これだけは聞いてほしいディープ・パープルの名曲ランキング10選を見てきた。

ディープ・パープルのような大御所バンドの場合、名曲ランキングにようなことをやるとどうしても全盛期の70年代に集中してしまいがちだ。

特に10曲に絞ってしまうとその傾向がもろに出てしまう結果となってしまった。

とりあえず、ここにあげた名曲ランキング10選はディープ・パープルを知るのに避けては通れない曲ばかりだから、何かの参考にしていただければ幸いだ。

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