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レインボー・オン・ステージの感想!デラックス・エディションがいい

「レインボー・オン・ステージ」は、レインボーの初のライヴ・アルバムで、リッチー・ブラックモア、ロニー・ジェイムス・ディオ、コージー・パウエルが在籍した三頭政治といわれる時代を象徴するライヴ・アルバムでもある。

サウンドは当時のレインボーの迫力あるサウンドを捉えた素晴らしいもので、数あるレインボーのライヴ・アルバムの中でも最強クラスの名盤である。

リマスターされ何度も再発されているが、大阪公演を収録したデラックス・エディションがおすすめだ。

今回は、デラックス・エディションがおすすめの「レインボー・オン・ステージ」の感想を綴ってみたいと思う。

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レインボー・オン・ステージ

レインボー・オン・ステージの収録曲は、1976年12月の来日公演を中心にしたもので、収録曲は「スターゲイザー(Stargazer)」とドラムソロ、アンコールなどを除いたものとなっている。

最後の「Still I’m Sad」が、日本公演のバージョンでは満足できずにドイツ公演のものが収録されている。

メンバーは、最高傑作の誉れ高い2ndアルバム「虹を翔る覇者(レインボー・ライジング)」と同じメンバーで、70年代レインボー最強ともいえる三頭政治時代のメンバーである。

常に流動的だったレインボーであるが、比較的メンバーが安定していた時期でもある。

レインボー・オン・ステージの収録曲とメンバーは、以下の通り。

「オン・ステージ」 レインボー

収録曲
1.イントロ(Intro):虹のかなたに(Over the Rainbow)~キル・ザ・キング(Kill the King)

2.メドレー(Medley):銀嶺の覇者(Man on the Silver Mountain)~ブルース(Blues)~スターストラック(Starstruck)
3.虹をつかもう(Catch the Rainbow)
4.ミストゥリーテッド(Mistreated)
5.16世紀のグリーンスリーヴス(Sixteenth Century Greensleeves)
6.スティル・アイム・サッド(Still I’m Sad)

メンバー
ギター:リッチー・ブラックモア
ヴォーカル:ロニー・ジェイムス・ディオ
ドラムス:コージー・パウエル
キーボード:トニー・カレイ
ベース:ジミー・ベイン

1977年の発表。

レインボー・オン・ステージの感想

筆者はこの「レインボー・オン・ステージ」を、洋楽を聞き始めて間もない頃に初めて聞いた。

「レインボー・ライジング」でハード・ロックの洗礼を受け、それに続いて初めて聞くロックのライヴ・アルバムであった。

その凄まじい迫力に圧倒された思い出がある。

オープニングの「Kill the King」の疾走感、2曲目の「Man on the Silver Mountain」のこのメンバーならではのテンションの高さ、ラストの「Still I’m Sad」で興奮のピークに達している様子など今聞いてもハード・ロックの醍醐味がこれほど見事に凝縮されたライヴ・アルバムもそうそうないと思える。

ロックのライヴ・アルバムの最高峰といわれるディープ・パープル「ライヴ・イン・ジャパン」と比較してもテンションや迫力という意味では「レインボー・オン・ステージ」のほうが勝っているのではないだろうか。

80年代以降、アメリカン・ハード・ポップ(?)なサウンドに変化していったレインボーを見るとブリティッシュ・ハード・ロック・バンドとしての実力をまざまざと感じさせてくれる。

「レインボー・オン・ステージ」は、三頭政治時代を象徴する、まさに全盛期といえるだろう。

「レインボー・オン・ステージ」には残念ながら映像作品は存在しないが、映像版を楽しみたいなら翌年の1977年に収録した「ライヴ・イン・ミュンヘン1977」がおすすめだ。

レインボー「ライヴ・イン・ミュンヘン1977」の詳細は、こちらからどうぞ!

レインボー「ライヴ・イン・ミュンヘン1977」の感想!永遠の名作
こちらでは、レインボー永遠の名作「ライヴ・イン・ミュンヘン1977」の感想を綴ってみた。リッチー・ブラックモア、ロニー・ジェームズ・ディオ、コージー・パウエルの3人の個性がぶつかり合う「一期一会」の瞬間を捉えたハード・ロック永遠の名作!

レインボー・オン・ステージ~デラックス・エディション

p>何度も再発されている「レインボー・オン・ステージ」であるが、おすすめなのが採用されずにお蔵入りとなっていた1976年大阪公演(クレジットは大阪だが実は武道館公演)のアウトテイク集が付いた「デラックス・エディション」である。

もともと「レインボー・オン・ステージ」に収録するために録音された音源だけにメンバーも手抜きなしの真剣な演奏である。

どこが不満で採用されなかったのか、よくわからないほどだ。

初回生産限定盤ではあるが、現時点(2019.2月)ではまだ購入可能のようだから、欲しい方は急いだほうがいいかもしれない。

CD2 ライヴ・イン・大阪 1976年
収録曲
1.イントロ(Intro):虹のかなたに(Over the Rainbow)~キル・ザ・キング(Kill the King)
2.ミストゥリーテッド(Mistreated)
3.16世紀のグリーンスリーヴス(Sixteenth Century Greensleeves)
4.虹をつかもう(Catch the Rainbow)
5.メドレー(Medley):銀嶺の覇者(Man on the Silver Mountain)~ブルース(Blues)~スターストラック(Starstruck)
6.ドゥ・ユー・クローズ・ユア・アイズ(Do You Close Your Eyes)

レインボー・オン・ステージの感想~まとめ

今回は、デラックス・エディションがおすすめの「レインボー・オン・ステージ」の感想を綴ってみた。

「レインボー・オン・ステージ」は、1976年12月の来日公演を中心にしたもので、レインボー最強ともいえる三頭政治時代のメンバーによる数あるレインボーのライヴ・アルバムの中でも最強クラスの名盤である。

「レインボー・オン・ステージ」でおすすめなのが、1976年大阪公演(実際は武道館公演)のアウトテイク集が付いた「デラックス・エディション」で、採用されなかった理由がよくわからないほどのクオリティだ。

この時期のレインボーは当たりはずれが少なく、どのライヴでも非常にクオリティの高いパフォーマンスを披露している。

アウトテイク集を聞けば明らかで、音質がイマイチなのは痛いが、その分、ライヴの生々しさがストレートに伝わってくる時期だったともいえる。

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