クイーンの映画「ボヘミアン・ラプソディー」が好評のようだ。
オジサンおばさん世代だけでなく、クイーンを知らない若い世代にも受け入れられたのが大きいようだ。
映画はライブエイドまでのクイーンの歴史を辿ったものとなっているが、このライブエイドとはどんなライブで、ライブ当日のクイーンの演奏曲目はどんなものだったのか?
さらにライブエイドを収録したDVDなどの映像作品はリリースされているのか?
今回は、クイーンのライブエイドの演奏曲目、収録のDVDや観客数などについて見ていく。
クイーンのライブエイドの演奏曲目
ライブエイドのクイーンの演奏曲目は以下の通りであるが、正確にはクイーンとしては6曲で、一度ステージを降りてから時間を置き、再度登場して演奏された「悲しい世界」はフレディ・マーキュリーとブライアン・メイのみで、これを含めれば7曲ということになる。
演奏時間は約21分で、6曲というのは出演したアーティストの中では最多曲数であった。
なお、Bohemian Rhapsody(ボヘミアン・ラプソディ)はショート・バージョンの演奏です。
クイーンのライブエイドの演奏曲目は、以下の通り。
1.Bohemian Rhapsody(ボヘミアン・ラプソディ)
2.Radio Ga Ga(レディオ・ガ・ガ)
3.Hammer To Fall(ハマー・トゥ・フォール)
4.Crazy Little Thing Called Love(愛という名の欲望)
5.We Will Rock You(ウィ・ウィル・ロック・ユー)
6.We Are The Champions(伝説のチャンピオン)
7.Is This The World We Created(悲しい世界)
※7は、フレディ・マーキュリー&ブライアン・メイのみ
ライブエイドとは?観客数は?
ライブエイドとは、アフリカ難民の救済を目的にブームタウン・ラッツのリーダーであるボブ・ゲルドフの呼びかけにより実現した20世紀最大のチャリティー・コンサートです。
「1980年代のウッドストック」ともいわれているが、規模はウッドストックをはるかに凌ぐといわれている。
コンサートは、イギリスはロンドンのウェンブリースタジアムとアメリカはフィラデルフィアのJFKスタジアムで、1985年7月13日正午(日本時間午後9時、アメリカ時間午前9時)から始まり、約16時間に渡るステージが展開された。
観客数は、ウェンブリー・スタジアムに約8万人、JFKスタジアムに約10万人、さらにテレビでは、同時生中継が84カ国、VTR放映を含めると140カ国、計20億もの人々がライブエイドを視聴したといわれている。
解散の危機にあったクイーンの他にもすでに解散していたレッド・ツェッペリン、かつどう当時別々に活動していたブラック・サバスとオジー・オズボーンの共演などライブエイドだけのジョイントも見られたのも話題になった。
ライブエイドの参加ミュージシャン
ライブエイドは、イギリスのウェンブリー・スタジアムとアメリカのJFKスタジアムに分かれて行われた。
いずれ劣らぬ錚々たるメンバーだ。
持ち時間は、各20分で、以下のように多くのアーティストが参加した。
ウェンブリー・スタジアム(イギリス)
ステイタス・クオー
スタイル・カウンシル
ブームタウン・ラッツ
アダム・アント
ウルトラヴォックス
スパンダー・バレエ
エルヴィス・コステロ
シャーデー
スティング
フィル・コリンズ
ハワード・ジョーンズ
ブライアン・フェリー
ポール・ヤング
アリソン・モイエ
U2
ダイアー・ストレイツ
クイーン
デヴィッド・ボウイ
フー
エルトン・ジョン
ワム!
ポール・マッカートニー(トリ)
JFKスタジアム(アメリカ・フィラデルフィア)
ランDMC
ブライアン・アダムス
ビーチ・ボーイズ
デストロイヤーズ
シンプル・マインズ
ジョーン・バエズ
プリテンダーズ
ケニー・ロギンス
マドンナ
ハートブレイカーズ
ブラック・サバス
REOスピードワゴン
クロスビー・スティルス&ナッシュ
ジューダス・プリースト
カーズ
ニール・ヤング
トンプソン・ツインズ
エリック・クラプトン
デュラン・デュラン
パティ・ラベル
ホール&オーツ
テンプテーションズ
ローリング・ストーンズ
ティナ・ターナー
ボブ・ディラン(トリ)
クイーンのライブエイド出演を収録したDVD
ライブエイド出演時のクイーンを収録したCD・DVD・Blu-rayは数種類、リリースされている。
今回の映画「ボヘミアン・ラプソディー」公開に伴い、サントラ盤も発売されており、ライブエイドからも5曲収録されている。
映画「ボヘミアン・ラプソディー」のサントラ盤に関しては、こちらからどうぞ!
☞ クイーンの映画「ボヘミアン・ラプソディー」の使用曲とサントラ盤
また、映像作品もリリースされており、ライブエイド全般を見たい場合は、DVD4枚組で約8時間、約100曲にも及ぶ「Live Aid」という作品がリリースされている。
クイーンのステージだけ見たい場合には、クイーンが1981年に行った伝説のモントリオール公演と、1985年のライヴ・エイドを収録した「ライヴ・イン・モントリオール 1981 & ライヴ・エイド」がおすすめだ。
こちらは、クイーンのライブエイドの演奏曲目7曲に加え、ライブエイドでのリハーサル風景まで収録されている。
今回の映画「ボヘミアン・ラプソディー」でクイーンのライブエイドに興味を持った方には最適の映像作品ではないだろうか。
DVDとBlu-rayのバージョンでリリースされている。
クイーンのライブエイドの演奏曲目~まとめ
今回は、クイーンのライブエイドの演奏曲目、収録のDVDや観客数などについて見てきた。
ライブエイドとは、アフリカ難民の救済を目的にした20世紀最大のチャリティーコンサートで、クイーンの演奏曲目は、
1.Bohemian Rhapsody(ボヘミアン・ラプソディ)
2.Radio Ga Ga(レディオ・ガ・ガ)
3.Hammer To Fall(ハマー・トゥ・フォール)
4.Crazy Little Thing Called Love(愛という名の欲望)
5.We Will Rock You(ウィ・ウィル・ロック・ユー)
6.We Are The Champions(伝説のチャンピオン)
7.Is This The World We Created(悲しい世界)
で、映像作品ではDVDとBlu-rayの「ライヴ・イン・モントリオール 1981 & ライヴ・エイド」がおすすめだ。
ライブエイドの数多い出演者の中でもクイーンのライブ・パフォーマンスはベストと評価されている。
演奏曲目が少なく持ち時間も少ないが、歴史的なライブ・パフォーマンスをぜひ体験してほしい。
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