歌うヴァイオリン!パールマンの名盤「バッハ・ヴァイオリン協奏曲」

クラシック・ギターのレッスンを受けていた大学生の頃、先生が筆者のあまりの表現力のなさに手を焼いたのか、「これを聞いてみなさい。」と言って貸してくれたのが、このイツァーク・パールマンの「J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲集」である。

今回は、イツァーク・パールマンの名盤「J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲集」について見ていきたいと思う。

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パールマンの名盤「バッハ・ヴァイオリン協奏曲」

「J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲集」 イツァーク・パールマン

 

 

 

 

 

 

 

 

収録曲
J.S.バッハ
1. ヴァイオリン協奏曲 第2番 ホ長調 BWV1042 第1楽章

2. ヴァイオリン協奏曲 第2番 ホ長調 BWV1042 第2楽章 
3. ヴァイオリン協奏曲 第2番 ホ長調 BWV1042 第3楽章
4. ヴァイオリン協奏曲 ト短調 BWV1056a 第1楽章
5. ヴァイオリン協奏曲 ト短調 BWV1056a 第2楽章
6. ヴァイオリン協奏曲 ト短調 BWV1056a 第3楽章
7. ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 BWV1041 第1楽章
8. ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 BWV1041 第2楽章
9. ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 BWV1041 第3楽章
10. 2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043 第1楽章
11. 2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043 第2楽章
12. 2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043 第3楽章

演奏者
ヴァイオリン:イツァーク・パールマン
ヴァイオリン:ピンカス・ズーカーマン(BWV1043)
指揮:ダニエル・バレンボイム
イギリス室内管弦楽団

1971年&1974年(ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調BWV1041のみ)の録音。

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イツァーク・パールマンもハイフェッツもユダヤ人

イツァーク・パールマンは、1945年8月31日イスラエル生まれのユダヤ人ヴァイオリニストである。

前回のヤッシャ・ハイフェッツもユダヤ人だったが、ヴァイオリンはユダヤ人の楽器といわれるだけあって世界的なヴァイオリンはユダヤ人が多い。

ヴァイオリンは3歳から始めるが、4歳の時に罹った小児麻痺で下半身が不自由となり、車椅子生活を余儀なくされる。

その後、アメリカに渡り、鬼教師として知られるイヴァン・ガラミアンに師事し、
「今泣いて、後で弾け」をモットーとする厳しいレッスンを受ける。

順調にキャリアを築き上げ、最も偉大なヴァイオリニストとして評価され、名盤も数多い。

歌うヴァイオリンの名盤

当時、アナログのLPレコードで聞いたが、恥ずかしながらヴァイオリン協奏曲の演奏を聞くのはこれがはじめてであった。

ハイフェッツをはじめて聞いた時のような衝撃のようなものは正直言ってなかったが、豊潤というか豊かというか、そんな音色で歌いまくるような演奏がとにかく素晴らしいなと思った。

ヴィブラートやレガートなフレージングから本当に歌が聞こえてきそうな気さえした。

このあたりは、ハイフェッツとは対をなすような存在で、まったくタイプが違うヴァイオリニストではないだろうか?

回数を重ねて聞くごとにじわじわと良さが浸み込んでくるような名盤である。

特に第2番の協奏曲が印象的で、パールマンという歌うヴァイオリンの長所がよく表現されているように思う。

まとめ

今回は、イツァーク・パールマンの名盤「J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲集」について見てきた。

筆者は、2度ほどパールマンの生演奏に接する機会に恵まれたが、CD同様に確かなテクニックに支えられて朗々と歌うヴァイオリンを体験できた。

音色の美しさ、表現力…どれをとってもさすが世界一のヴァイオリニストだと感動した。

録音も大作から小品まで膨大な数でどれを選んでも間違いはないだろうが、歌うヴァイオリンの名盤として、この「J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲集」がおすすめの1枚である。

筆者にとってははじめて聞いたヴァイオリンのレコードとして思い出の名盤である。

パールマンにはいつまでも元気でいてもらい、またコンサートであの豊潤なヴァイオリンの音を聞かせて欲しいものだ。

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